子供たちに教えてもらったこと

お疲れ様です。さいたま市桜区にある小さい縫製工場ファッションいずみのミズイデ(@fashionizumi)です。

昨日は東京から5人の2年生児童が縫製工場見学とものづくり体験に来てくれました。

子供たちに教えてもらったこと

ある日電話で縫製工場見学をお願いしたいのですがと、問い合わせがありました。

2年生児童の校外学習の一環で、子供たちにものづくりを体験させたくて縫製工場をネットで探したらうちが出てきたので電話してきたと言う。

そういうことならと快諾して今日9月26日に5人の子供たちが来てくれました。

そして、工場見学の前の先々週に子供たちから心温まるお手紙が届きました。

5人の中に1人だけ男の子がいて、その子からの手紙を紹介しますね

 はじめまして、こんど手しごとで おせわになる○○です。

ぼくはぞうきんはどうやって作るのかなと思っています。

だから当日おしえてもらうのをたのしみにまっています。

おそわったことを秋まつりにみんなにおしえようと思います。

よろしくおねがいします。

その他の子供たちの手紙も楽しみにしていることが掛かれていました。

だから、僕たちは子供たちに楽しんでもらいたいそんな気持ちでお迎えしました。

何気ないことのようだけど、無いよりはあった方が良いと思って用意しました。

実際、ファッションいずみは2階にあるので階段の下に配置しておいたら子供たちは「あったー!」って、

下から大きな声が聞こえてきた、作って良かった。(^^)

先ずは洋服がどうやって出来るのか見てもらいました

アイロン作業を見ている子供たち

アイロン作業を見ている子供たち

ミシン踏むのが早いからよくわからなーい、ゆっくりやってー

ミシン踏むのが早いからよくわからなーい、ゆっくりやってー

子供たちはどんな感じで見ていたのか気になります

でも、レンジでチンしてできる訳ではないってことは分かってもらえたと思うので目的は達成しました。

そしてものづくり体験です

ミシンの練習をする子供たち

ミシンの練習をする子供たち

うちのミシン場は10坪しかなくミシンが5台なので5人しか受け入れられませんでした。

本当は7人の子供が希望していたそうです。これなかった人ゴメンナサイ。

早速ミシンを踏む練習をしてもらい、おっかなびっくりかと思いきや、かなり大胆に踏んでました。

先ずはミシンを踏んで動かして止まる練習から、なかなか自分の思ったところで止まれませんでしたが踏んでいるうちに慣れてくるんですね。

あとは、真直ぐ縫ったりカーブを縫ったり生地が行き止まりになったら生地を回して縫う練習して、返し縫いも教えました。

そして、工業用ミシンならではの機能「自動糸切」は便利だって思ったことでしょう。

工業用ミシンはペダルを前に踏むと進んで後ろ、つまりかかとに力を入れて踏むと縫い糸を切ってくれます。

しかし子供だから糸切る時にガンガンにペダルを踏むので壊れるかと思った。(笑)

雑巾を縫いました

さて、ミシンの扱いも慣れたから本題の雑巾縫いを始めたのが11時、10時から見学して練習して僅か1時間です。

果たして上手に雑巾を縫うことができるのでしょうか!?

是非、下の動画をご覧になってください。教えているスタッフがびっくりするくらいの上達ぶりっす!

どうですか!?まだ小学2年生ですよ、しかも今日初めて工業用ミシンを踏んで1時間ほどです。

正直、びっくりしました!

もう、雑巾なんて1枚も完成できずに終わってしまうんじゃないのか?そんなことを思ってすいませんでした。

なんと4枚も縫ってしまってましたー!しかも、名前をミシンで縫う子供までいましたー!

完全に侮ってすいませんでした。

本当に子供の可能性って計り知れないなぁと思い知らされました。

来る前は、ミシン怖がってつまらなかったらどうしよう、そんなことも思っていたけれど子供たちが本当に楽しんでくれてうれしかったです。

子供たちを見ていて楽しんでやれば上達も早いんだなぁ。そんな当たり前のことを改めて教えてもらった。

やっぱり仕事を楽しもう!

昨日は、縫製工場見学とものづくり体験に来てくれてありがとうございました。

今の時代は百均に行けば雑巾は買える。でもね自分で苦労して縫った雑巾は大切に使ってくれると思います。

その雑巾で教室をピカピカにしてねー!(^^)

そして、僕たちのこと思い出してね。

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