創業当時のことをたまに思い出します

1991年創業時の手製の看板

1991年2月3日にファッションいずみを創業してもう26年経ちました。

その頃ハマっていたドラマ「東京ラブストーリー」が懐かしい。おはようございます、ミズイデ(@fashionizumi)です。

 創業当時のことをたまに思い出します

縫製屋始めるのはミシンとロックミシンとアイロンがあれば始められます。

意外と初期投資金額少なく始められます。

ミシンはもらいました、なけなしの金でロックミシンとアイロンを月賦で買って始めました。

裁断台用の土台を鉄を加工する仕事している友達に作ってもらって、その上に板を買ってきて乗せて裁断していたのを思い出します。

実家も親父が同じ仕事していたのでそこに帰れば楽だったのでしょうけど、自分でやりたかったので一人で始めました。

仕事は順調に続けてこれて、稼いだ分は常に設備投資の連続で金が消えて行きましたね。

何で設備投資するのか?それは機械を使って楽になった分生産性を上げるためでした。

 一番最初買ったのは家

修業先で知り合った奥さんと結婚して二人でアパートで仕事してました。

その時に困ったのは芯貼りです、接着芯を貼る機械がなかったので実家にちょくちょく借りに行ってました。

松ノ木縫製産地にも借りに行きました。

もう、そろそろ芯貼り機欲しいなと思ったけれど問題がありました、それは動力だってこと。

芯貼り機は家庭用100Vだと使えなくて、200Vを引かないとダメなんです。

アパートだと引けなくて困ってました、それで無理をして中古の一戸建てを買ったんです。

いい時代でした、こんな実績も無い奴に信用金庫さんがまだお金貸してくれました。

そのお陰で念願の芯貼り機を買うことができました。

生地に接着芯を貼る機械
生地に接着芯を貼る機械

 しかし、狭い家で困ったー

仕事場と生活部屋が一緒でもう狭くて狭くて困り、近くにいい場所がないか探して紹介してもらったのが今の場所です。

いい大家さんで助かってます。

もうかれこれここに来て20年目、何が良かったかって動力が初めから使えたんです。もう天国でした。

始めからここを借りればよかったと思いましたね。

でも、神田に越してこなかったら今の場所に出会うことも無かったんだろうなと思います。

始めは、10坪一部屋だけ借りました。

元は学習塾だった部屋で隣の部屋(今の裁断場)はまだそろばん塾がありました。

そして、今ボクがブログ書いている部屋は大家さんの事務所でした。

今の場所に来ても設備投資しました。

新しいミシンを買いましたし、アイロンのボイラーと配管設備してやっと、一人前の工場みたいになってきました。

1982年製大阪アイロンのボイラー
1982年製大阪アイロンのボイラー

 念願の延反機を導入

2004年10月、遂に念願だった延反機を導入しました。

もちろん中古です1991年製、知り合いの縫製工場が廃業するので格安で譲っていただきました。

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創業してから13年してやっと手に入れました。

もう、独立する前から延反機ってスゲー便利なんだぜ!って聞かされてたんです。

だから、のどから手が出るほど欲しかった機械をしかも格安で(新品を買えば100万以上します)導入できたのでラッキーでした。

何が便利って、生地を重ねるのに早いし生地端を揃えるセンサーが付いているので楽なんです。

100枚ロット200枚ロットがザラに有った時代は重ねる労力が10分の1とも言われてましたから。

これが無い時は手で重ねてハサミで切っての繰り返し、ハンパなく大変でした。

100枚重ねるのに延反機使えば1時間くらいで出来ちゃうけど、手で重ねると4時間は掛かるからね、

その後、粗裁ちしてバンドナイフで正裁ちします。

立体裁断機バンドナイフは100枚を一度に裁断できるマシーン
立体裁断機バンドナイフは100枚を一度に裁断できるマシーン

今、振り返ってみるとその設備を導入する時は大きな決断を迫られてた。

何にしろいつも借金してましたから、できれば借金はしたくなかった。

だけど、便利な機械は欲しいし・・・

しかも、いい出物でその時を逃すと次は無いかも知れない、いや間違いなく無い。

その度に借金、借金大魔王です。

奥さんには迷惑掛けてばかりです。

 常に設備投資は必要

時間が進むのが早い時代です。

僕らの業界でも常に技術革新は進んでます。

昔のミシンより今のミシンの方が遥かに利便性が高くなっています

新しいボタンホールミシンを買いました。2016.6月
新しいボタンホールミシンを買いました。2016.6月

新しいボタンホールミシンのことを知らない縫製工場の人もいると思います。

ボクがなんで知っていたかって言うと、周りの人に恵まれていたからだと思います。

次世代工業用ミシン
次世代工業用ミシン

こんなミシンだって、触ることがデキる環境にいることに感謝です

縫製工場の朝は早い

こんな小さな工場だけど、ここまでするのに26年も掛かってしまったー。

法人成りした時友達に作ってもらった有限会社ファッションいずみの看板。ボクの宝物っす
法人成りした時友達に作ってもらった有限会社ファッションいずみの看板。ボクの宝物っす!松ノ木縫製産地の看板と同じに作ってくれました。ありがとうコージ(^^)

 

今後ともファッションいずみをよろしくお願いいたします。

 

ラブストーリーは突然に♪

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水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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