日本で洋服を作っていて「日本製」について思うこと

2017.04.05

こんにちは、ミズイデ(@fashionizumi)です。

日本で洋服を作っていて「日本製」について思うこと

昨日は、東京のお客様まで縫った洋服を納品に行ってきました。

先ずは目黒区青葉台の先様を目指して11時に出発して12時に到着。

ちょうどお昼休みだったのでお客様の駐車場に車を止めて目の前にある目黒川を散策しました。

圧巻の桜、マジでハンパなかったー。

話を聞いたら、この人の多さはここ5年くらい前からだって言ってました。メディアで取り上げられるようになってからね。

それまでは、地元の人だけのスポットだったのに一気に桜と言えばココと呼ばれるほどになったのはSNSの力もあるんだろうなとボクは思いました。

外国の人も多かったです、東京見物のスポットになっててここで働いてる人はお昼時いつも行っているお店に入れなくて困ってました。  

SNSでつながりました

目黒区青葉台のお客様とつながったのは、多分ボクのブログを読んでくれて問い合わせをもらったと記憶してます。多分そんな感じです。

去年の11月くらいのことでした、会社名を聞けば業界の人ならほとんどの人が知っているくらいまあまあに大きい会社さん

中堅アパレルメーカーですかね、グループ全体で年商200億くらいって聞きましたが上場はしてません。

昔、DCブランドブームの頃ボクはそこのブランドのスタジャン買った話をしたらそこの会社の生産部長(40代)の方が

あーメルトンで袖が革のヤツですねって、そうそうってなって距離が近くなったんです。

だけど最初問い合わせがあった時、一瞬「えっなんで?」って思った。

だって、そんな大きなアパレルメーカーだからうちみたいな小っさな縫製工場なんて必要ないでしょ!?って思ったから。

でもわざわざうちにまで出向いてくれるって言って来てくれたので本当にうれしかった。

話を聞き、先ず数が細かい(30~60着)のと素材が柔らかくて嫌がるんだそうです。

確かに、生地は縫い難いし扱い辛い。

昨日も話をして、ほとんどが海外生産だけど海外で縫えない(極小ロット難素材)のモノがどうしても出てくるんだって、

そんな感じです。

昔だったら、うちなんか鼻も引っかけられなかっただろうなって思ってたメーカーさんから仕事を依頼される。

良い時代だなー。

目黒区青葉台から杉並区宮前まで30分

車を走らせて、閑静な住宅地の一軒家でご夫婦でPoisEという帽子メインのブランドを手作りしながらやっているお客様のスカートを納品してきました。

PoisE OPERAコットンシンプルスカート

PoisE OPERAコットンシンプルスカート

白は今生産中です。

PoisEシンプルフレアースカート

こんな感じです

このスカートのことは以前に書いたこのブログを読んで下さいね。

まさかこんなに売れるなんて思いもしなかった←をクリックすると開きます。

久しぶりに平岡さんとお会いしてきました。

話は、先ずどうして今回このスカートが430枚もオーダーが付いたんですか?って直接会って聞きたかったんです。

宣伝は一切してません。(ホームページにも載ってませんから)

見せるのは年数回の展示会だけ。

不思議でした。

このスカートを売っているお店の方とか買ってくれたお客様から、どうも拡散したらしい。

平岡さんもよく分からないそうでした。

目黒区青葉台の先様のアイテムはオールインワン(ツナギっす)で、全部で20枚完納。

ポイゼさんのスカート80枚くらい持って行きました、もう積めなかったので。

たぶん、このスカートは海外では縫えないだろうなとボクは思ってます。

それは、技術的にじゃなくてです。

技術的にだったらどこでも縫えるシンプルなスカートって書いてある通りです。

縫えないんじゃなくて平岡さんが頼まないだろうな、多分そんな気がします。(ボクはね)

ちなみに、他にも数型アイテムがあってそれは20枚から30枚くらいです。

今巷で「日本製ブーム」?って何?そんなのアタリマエじゃんって思ってます。

だって、さいたま市桜区で縫っているんだもん。

あ、美味しい珈琲ごちそうさまでした。

to u♪

カテゴリ
洋服が好き
SNS
タグ
twitter
インスタグラム