縫製工場が取引したいと思うアパレルメーカーとは。

おはようございます、さいたま市桜区神田にある縫製工場「ファッションいずみ」のミズイデです。

週末は好天に恵まれ日中は暖かくて良かったです。

久しぶりに我が家の水槽を洗いました、汚れきって金魚が良く生きてたなぁくらいだったから洗うの大変でした。息子が7才くらいの時、縁日の金魚すくいで捕ってきてからもう13年以上も経つのか、長生きです。

その後、月末なので溜まりに溜まった経理作業をやっつけました。9月10月11月と3ヶ月分の入力はハードでした(-_-;)

そんな休日を過ごして、久しぶりのブログです。

縫製工場がお取引したいブランドとは。

先週は、新規でお問い合わせいただきましたアパレルブランドのお客様2社の訪問を受けました。

1社は(株)アンドゥミの内田様と、もう1社はyamociの山内様にお越しいただきました。

アンドゥミ産地は創設17年目でレディースのフルアイテムを百貨店とセレクトショップへ卸しているそうです。

yamoci産地は6年目のメンズブランドで同じく全国のセレクトショップに卸しです。

どちらも、最初は小さく立ち上げて自社でデザイン、パターン、縫製までして営業もする。

想像するだけで大変な作業です縫製工場の苦労なんて大したことないなって思ってしまいます。

何が大変て、

作るより創ることがどれ程大変なことか

よくメールなどでお問い合わせいただくのですが新規のブランドを立ち上げたいという案件があります。

全く実績がないので僕らもどうしたらいいのか分かりませんし、資金繰りなどもどうお考えなのかと不安になってしまいます。

何より継続することの大変さって考えているのでしょうか?大きな疑問を抱いてしまう

僕らは永くお取引したいと考えているから。

自分で縫製までしてきた実績はとても共感が持てます

山内さんのお話を聞いていたら、デザイナー自らが裁断して自社に縫製スタッフがいて製作されてきたそうで持ってきていただいたサンプルの仕上がりがとてもきれいでした。

ボクんちで縫うよりも遥かにきれいでした。ウェブで表紙に飾ってあるジャケットもとてもきれいです。

山内さんは、まだ38歳ととても若いのにしっかりとしたものづくりをされておられます。

そんな姿勢が共感してくれる人を生み、高くても買ってくれる人が増えていくのでしょうね。

ファッションいずみへ縫製の依頼をしてくれたのは、自社だけだと生産が間に合わなくなってきたからだそうで早速、シャツの生産をお引受した次第です。えっ、こんなにあるの!?ってオーダー数でした。

ファッションいずみをどこで知ったのですか?

そんな質問を、初めて来てくれる方みんなに聞いています。

で、内田さまはファッションクリエーターズマガジンの記事を見てくれて興味を持ってくれたそうです。

山内さんとは長い知り合いだったようです、最初は5.6年前にAPC-NETという会員制SNSサイトで友達になりました。

アパレルパターンナーズクラブを略してAPC-NETだったと思います今では、あんまり見に行くことも少なくなりましたが、偶に覗いてます。

その関連で、facebookでも友達になりボクの発信を見ていてくれて今回の訪問と相成りました。

山内さんのアトリエは名古屋なんですが東京に生地の展示会を見に来て、その足でさいたま市まで来てくれたのでした。

有り難いことです。やっぱり発信することは大事なんだなって改めて感じました。人との出会いに感謝します、そして本当に不思議だと思ふ。

まとめ

日本には、まだまだ数多くのアパレルインディーズブランドが存在しています。それとは対照的に日本国内の縫製工場の数は減っているという話を聞きました、きちんとした洋服を作れる縫製工場は更に少ないらしいです

僕らは、散々インチキ詐欺師アパレルブランドに騙されたこともありました。そして詐欺は大袈裟だけど僕らとは相性が合わない人たちも相当いた、それでも愚直に真面目に洋服を作ってきたつもりです。

僕らは洋服を縫うことが仕事だから洋服を縫って社会に貢献したいと思って仕事しています。それに対して生活できる対価をいただいています対価とは縫製加工賃です。

縫製加工賃はその洋服が売れなくても発生します、できれば縫製工賃は安い方がいいって思うのが人情だってボクも思う

でも、時間が掛かれば安くは作れないんです縫製の事を知らないのか舐めているのか、そんな感じの人はボクらとは相性は合わない縫製の大変さも分かってもらえば、僕らも洋服を企画して売ることが如何に大変のか理解を示します。

結局は話が通じる人たちと仕事がしたい、ウソをつかれることには敏感ですよ(笑)

今日で11月も終わり急に冬が来ましたね、風邪など引かない様に手洗いうがいは毎日しましょう。

12月もこの調子でガンバリマス!では、また~

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