デザイナーが共同出資して縫製会社を設立した記事を見て僕なりに思うこと。

おはようございます。昨夜はデス池田氏と2時間電話して肘が痺れてるミズイデ(@fashionizumi)です。No.789

 デザイナーが共同出資して縫製会社を設立した記事を見て僕なりに思うこと。

先ずはこの記事を読んでいただきたいです。

タロウホリウチトマメが縫製会社を11月に設立、デザインから生産まで一貫体制を目指す。

以下引用。

 プロジェクトは、年々規模が縮小する日本のものづくりの現場に対する危機感を共有していた堀内と黒河内が、日本の高い技術力を継承しつつものづくりが継続出来る環境を整えることで、より精度の高いコレクションを製作していくことを目的に立ち上がった。新会社の設立後、当面の間は杉並区高円寺の縫製工場を借り、縫製業に約50年従事した職人から縫製技術を学びながら、タロウホリウチ、ティーエイチ、マメの3ブランドのサンプルと量産の縫製に取り組み、数年後にはデザイン、パターン、縫製が一体となったアトリエを開設することを視野に入れる。現時点で社名や設立予定日、資本金、出資比率などは非公表としている。現在は公式サイトで縫製スタッフを数名募集している。応募締切は9月1日23時まで。

この記事は業界内外で結構注目されて読んだ方も多いと思いますが、縫製工場関係の方の意見は批判的なものも散見しました。まあそれはそれで。

 昨日とあるデザイナーズブランドさんから極小ロットの生産以来がありました。

そう、とあるデザイナーズブランドさんから10枚から20枚程の量産の依頼がありましたが、もちろんお断りしました。

その時にこのタロウホリウチさんとマメさんが縫製会社を設立した話をしたらご存知でした。そう、10枚とかなら自分の会社で縫うのが一番いいと思うんです。それか1人でやられている家内制手工業的な工場。

うちは小さいながらも人がいて分業にしています。グループ生産の意味です。その班に10枚を流すととてもロスがハンパない。そういうのを入れるときは2人班にして対応していますが、そればかりだと立ち行かなくなってしまうのでお断りするしかないのをご理解いただけると幸いです。

 定年過ぎてもまだまだ働ける縫製技術者の経験を伝えていこうというのが趣旨。

僕らの先輩縫製技術者はいい腕を持っている方が大勢いらっしゃると聞きましたが、経営者的には向いていない方もいるのだとか。それで、廃業を余儀なくというか年金で暮らした方が楽的な。でもご本人的にはまだまだ現役で世の中に貢献したいと言う気持ちもあるのだと思う。その人材を活かさない手は無いでしょう!

そこで、そのベテラン縫製技術者をお迎えして国内生産したいデザイナーが共同出資して縫製会社を設立したってことみたいですよ。

で、まだまだ縫製の仕事を覚えたいって人もいるみたいなのでベテラン技術者の下で教えてもらえる環境を作り技術の継承を図りたいというのがこの縫製会社の趣旨だと聞きました。

縫製が好きで縫製を一生の仕事にしたい、情熱がある方を募集されているみたいです。

詳しくはこちらをどうぞ。■TARO HORUICHI / Mame Kurogouchi Atelier Project:公式サイト

今日は以上です。

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水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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