横浜元町カヨコートのレプリカ

インターネットが縫製工場を救った、窮鼠猫を噛む作戦

 インターネットが縫製工場を救った、窮鼠猫を噛む作戦

お疲れ様です。

今日はカレンダーの日。

一年は28年周期で同じ曜日になるって知ってましたか?今年のカレンダーをとっておけば28年後にまた使えるそうです。

暦は12月、師走です。

ファッションいずみは12月決算なので、昨夜会計事務所担当者様と傾向と対策を相談してきました。

「今期は概ね調子いいですね♪」だそうですが、実感があまりありません。

しかし、数字で見ると「ホントだ!」と納得。

平成20年から23年までがどん底状態でした、ヒドイヒドスギル_| ̄|○

それに比べると、スゲェじゃんって我ながら感心。

 良くなった原因は、発信し続けたからでしょう

そう断言できます。

その悪かった時期にとりあえず始めましたが今の状況なんて想像もできなかった。

数字を今と見比べると、「この売り上げでよくやってたな」自分にあきれてしまったくらいです。

経営のセンス無さ過ぎでしょ、

マジで、ヒドスギナンダモン(笑)

だって、良いと言われた今期でさえカツカツで回しているのだからね・・

 直ぐには良くならない

昨日の夜、卓球練習したらいい感じでドライブボールが打てた気がしました。

やっとカヨです。

ナンデ今までこうやって打てなかったんだろう?そんな感じ。

だけど、今までの積み重ねがあったからこそやっといい感じで打てるようになったわけです、

いきなりデキる様にはならないのです。

仕事も同じなんだと思う。

「売り上げが悪かったら、良くなる様にすればいい」

「金が無かったら、あるようにすればいい」(大魔王語録)

名言です。

誰も人の会社のことなど分からないので、自分のことは自分で何とかするより方法は無いとボクは思いました。

 売り上げを上げるために

ボクがしたことは、自分の会社を知ってもらおうと思いました。

僕らは洋服を縫うことができる訳です、洋服のお直しも他とは仕上りが違うって自負がありました。

だけど知ってもらわなかったら、存在しないのと一緒だって、

あたりまえのことを気づかせてもらった。(藤村先生に)

 昔の縫製工場式の営業方法、

少し名の知れたアパレルメーカーさんに電話したこともありました。

勇気を出して自分ちのことを知ってもらおうと生産担当者様に繋いでもらって、

電話に出てくれる人はまだいい方でした。

「うちは縫製工場間に合ってます」的な返答がほとんどだったかなぁ、、、(汗)

根性なしのボクは、この方法じゃダメダメじゃんって思いました。

こっちから売り込んでも要らないって言われちゃうのは仕方がないよなって、

じゃあどうしよう。

 ホームページ+ブログ作戦

作戦開始したのは本当にどん底の時期と一致してます。

インターネットが窮鼠猫を噛む作戦の後押しをしてくれました。

知ってますか?

日本のアパレルメーカーの名簿みたいなのを売っている業者がいるって、

昔、ボクんちにもDMが届きました。

今はそんなの意味ない時代なんです。

ネットで調べりゃ直ぐに見られますからね、

そしたらその逆もありですよね、

ボクんちの情報をどんどん発信すれば見てくれる人がいるハズと信じて8年目。

やっと、キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

 考えたのは

今までの経験から出来上がってしまっている会社さんは、もう相手にしても無駄かなって思った。

旧態依然としたコスト計算方式を覆せるハズもないだろうと思ったから。

一生縫製加工賃が下がることはあっても上がることはないから。

今は昭和じゃない、平成27年だ2015年なんだ!

バックトゥザフューチャーで設定した未来が来ちゃったんです。

昭和の工賃感覚でできると考えるロジックが分かりません。

 だから

インディーズブランドだと思いました。よく分からないけれど、それしか考えられませんでした。

数多くのブランドのお手伝いをしてきました。

それはそれは、こんなにもあるんだって思い知りましたね。

仲間から紹介されたり、ネットで知ってもらったりしてお客様が増えてきました

始めは10枚以下だったり20枚未満だったオーダー数が徐々に増えてきたブランドさんに育ってきたのをリアルに体験してます

それって、やった人にしか分からないことです

売れてくるなんてボクには分からないから

ただ、縫っていて面白いって感覚はありました。

 今縫っているコート

アパレルメーカーさんではないんです。

かばん屋さんからのオファーがありました。

そのかばん屋さんのホームページを見たらお洒落な鞄を作って売ってました。

どうしてかばん屋さんがコートを作ろうと思ったのか聞いたら、

オーナーさんが昔気に入って着用していた「横浜元町のカヨコート」をもう一度着てみたいと思ったらしく、

古くなった自分のコートからパターンを起こして、あとは縫ってくれる縫製工場を探しに探したって言ってました。

うちのホームページを見て電話してくれて、

ボクんちに来た時に「本当に縫ってくれるんですか?!」って言われました。(笑)

「はい、縫えますよ。」と答えて始まりましたが、

かばん屋さんだから、洋服作りのことなんか分からないんですね。

表生地は決まっていたので「、裏地とか接着芯はうちで用意しますから釦を買ってきてください。」

そう言って、サンプルを縫ったのが今年の6月でした。

そのコートのサンプルをかばん屋さんのお店で展示していたらオーダーがついて、

 只今絶賛縫製中!

お値段はマジで!?って感じっす→こちらをご覧ください。

ある意味パクリですが、洋服なんてどこかしら流行をパクっているんです

少しアレンジしてこんな洋服を作ったら売れるんじゃないとサンプルを作りました。

それを見た人がこれ欲しいとなって、じゃあ作りましょうとなりました。

昭和の頃もこんな感じで洋服を縫って売っていたのでしょうね。

大事なのは基本なんですね。

売値に恥じない様に丁寧に仕立てると仕事も楽しくなります。

今日もありがとうございました。

では、良い週末をお過ごしください。

 

 

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水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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