口幅ったいことを言うようですが、縫製工賃は高い方だと思いますよ

PHABLICxKAZUI 2016チビ衿クレリックシャツ比翼仕立て
PHABLICxKAZUI 2016チビ衿クレリックシャツ比翼仕立て

おはようございます、趣味で所属している卓球クラブで今季から副部長を拝命したミズイデです。

これからは、「副部長ミズイデ」と呼んでください

さて、今日は何を書こうかな

 縫製工場側が懸念すること

僕ら縫製工場は布を洋服に加工するのが仕事です

パターンと生地と副資材を用意していただき委託されて加工賃をいただいている

よく言う委託加工賃仕事で、簡単に言うと下請け

通常納品した月の月末で締めて翌月の末に現金振り込みです

昔、手形で商売していたアパレルと取引していた工場はそのアパレルが倒産して連鎖倒産したなんてよく見てきたから

うちは現金商売

現金商売ですが末締め翌月末払いで払わない人も極稀にいます

潰れちゃって払えないならまだマシだけど、難癖付けて払わない人(最悪だわ)

最近、よくお問い合わせいただくのですがそんな人ではないと思いますけれど

はじめてなのでどんな人なのか分かりません

1回仕事をして、きちんとお支払していただければ不安材料の一つは払拭できるのですが

海外ではそんな信用取引はありえないと聞きました、納めたら即支払方式だそうです

だって、逃げようと思えば逃げられますから、払わないと言われたらどうしようもないですから

納めたのにバックレラレタラどうしようもないっす(笑)

 加工賃の問題

海外生産と日本で作るのと同じ加工賃で考えている人がたまにいます

日本に工場があっても外国人研修制度だか何だか知らないけど使っている工場経営者が摘発されたってニュースを見ましたよ

なんで縫製の仕事していて捕まらなくちゃいけないんだろうって思ってしまいました

そんなことしたって儲からないのに

その外国人の人にも多分嫌われてしまって、なんのために仕事しているんだろうとボクは思ってしまいます

よく数があるからって安くしてって言う人がいます

それって、やればやるほど赤字が増えるって分かって言っているのかな

で、原価が高くなれば売値を上げなくちゃならなくなり

そしたらそんな値段の服売れる訳ないだろうって

「しらんがな」っす

関東弁で言うなら「しらねーし」でーす

 新規のブランド様

各ブランドによって洋服のコンセプトが違いますから最初はそれに慣れるまで時間が掛かります

ですが、一度縫えば大体の感じは掴めます

始めはこちらも試行錯誤するので時間のロスがあり1回だけならやりたくないです

しかも加工賃を初回だから色付けたつもりで2回目は通常でやってもらおうなんて作戦とか迷惑す

ずっと末永くお取引させていただけるお客様の洋服なら縫わせていただきます

口幅ったいことを言うようですが、縫製工賃は高い方だと思います。

そう思うのは、多くの方にそう言われるから

でも、逆にボクはよくその加工賃で出来るよなと思う、しかも日本で

高いって思うのは今までが安すぎたんじゃないのって

だから、縫うところ無くなっているのではないでしょうか?

 これって一番気をつけてます

人の悪口言う人とは無理です

しかもキレやすい人(逆にキレちゃう人ね)

生地が遅れたら生地屋を責めて

スタッフが間違えたらその人を

ってことは、縫製屋が不手際起こしたら縫製屋がいないところで縫製屋の悪口を言っているに決まってる

これ、ゼッタイに当たってます

そんな人は信用できません

金払うって言っても、どの口が言ってるの?

だって、自分が損するのが心底嫌なんだから人のせいにする人間のどこを信用しろと…

新規でお問い合わせいただくと、だいたいそんな不安を持っています

今のお客様の仕事で手一杯の状況ですから新規でのお取引はあまり乗り気ではありません

しかも、今の仕事より明らかに条件が悪かったらやる意味がありません

普通そうですよね

縫う人のことも考えてくれる人の仕事をしたいと思うのが道理です

だから、どんなふうに縫っているのか見ないと分からないと思うんです

縫製スタッフは真面目に一生懸命洋服を作っていますから

その姿を見たら、御ひねりあげたいって思わずにはいられなくなりますよー(笑)

今日お伝えしたかったことは以上です

では、ごきげんよう

 

春が来た♪

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水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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