人に喜んでもらいたいって気持ちがうれしかった件
2016-12-04
目次
身体を動かして汗をかくのが大好きなミズイデ(@fashionizumi)です。
子供の頃はその大勢が野球少年だったように野球帽被って暗くなるまでボールを追ってました。
中学1年の夏休みに川口市から浦和市(今のさいたま市緑区)に引越して名門?東浦和中へ転校した時にサッカーが好きに、でもにわかです。
ちなみにセレッソ大阪監督大熊清は同級生です。J1昇格おめでとう!
川口市から浦和市に住み一瞬で浦和が住みやすい街だと感じて今もなおI LOVE URAWAなボク。
ホント浦和はお勧めしますよGGRも観れるし。(笑)
僕らの仕事は洋服を作ること。
毎日洋服を縫ってます。
なぜこの仕事に就こうと思ったのか?
それは、父親が縫製屋である時に妹のお人形に着せる洋服をちょちょいと縫ってしまったのを見て、すげー!って思ったのがきっかけかな。
そのあと、もとは紳士服上がりの父だったのでボクが中学校入学する時に学生服を縫ってくれたのも忘れられない思い出。
ボクの制服の生地はウールサージで作ってくれたので学校指定の制服とは生地が雲泥の差だったのと、新一年生なのにツータックズボンだったので「そのズボンいいなー」って言われたものでした。
ただ、成長期に1年の時にぴったりだったから3年まで着られなかったのが残念でした。
そんな親父の影響を受けて手に職をつけようと父の友達の紹介で西新宿の縫製工場で見習いとして働き始めたのでした。
先ずはアイロン覚えてロックミシン覚えてからの本縫いミシン。
スカートから縫いましたが、コンシールファスナー付けが難関だったのを思い出します。
しばらくして丸縫いできるようになってから、婦人服しか縫えなかったので母の日にワンピースを縫ってプレゼントしたことも、
それ1回だけでしたが。
まあ、できはそれほど良くなかったように記憶してますがそれなりに喜んでもらえたので善しとしてます。
そんな経験を積み自分で会社を興したいと一念発起して独立させてもらって今まで25年もよく続いた。
ボクにもできるようになったわけだから、縫製が好きな人はやっぱり縫えるようになるんです。
その人が仕事を覚えていく様を見ていると、出来ないことを任せたほうが早く覚えるように思った。
当然最初は出来ません、失敗もする。でもそれは織り込み済み。
簡単に出来る仕事だったら機械に取って代わられちゃいます。
そう、僕らの仕事は機械化出来ない仕事なんです。
手加減とか微妙な感覚で作り上げている、それってやっぱり今はまだ人間にしか作れない。
当然機械化できる工程は機械化してますよ。
売れないものを作っていたら破産してしまいます。
僕たちが縫っている服は売れているみたい、なぜならリピートが来たりするのとお客様からの話で聞いたりして。
ただ、枚数はほとんどが小ロットの服です。
それでも、それが確実なんだって思う。売れ残り在庫がないのが正解です。
企画も善し生産者も善し買ってくれた人も喜んでもらえれば尚善し。
写真は犬服、ミニチュアダックスようなんだって、うちの子が子どもの頃着ていたプーマのトレーナーを切って奥さんが作りました。
まだ捨てないで持っていたのかよ、物持ちよいね。
ボクにはこんなことできない、応用が利かない融通が利かない奴だから。
暇さえ見つけちゃ何か作ってます、カーテンだったりカバン作ったり小物も布を加工していろんなものを作るのが好きなんだろうな。そう思った。
別に作って売ろうって思ってないみたい。このような犬服は何処にでも売ってるからね。
作るのが好きだから作って満足してました。
仕事もそんな気持ちで縫っているのかな?犬服を見てそんなことを思いました。
ちなみに、紐を通す穴はボタンホール開ければ済むのにボクがいなかったので縫い返して作ってました。それを見て頭いいなってほめてあげました。(笑)
この犬服、欲しい人いませんか?限定1着ミニチュアダックス飼っているかたにプレゼントしますよ。早い者勝ちです。
ファッションいずみ特製ミニチュアダックス用の犬服限定1枚縫ってみました。
うちには犬いないので誰か欲しい人いますか?
プレゼントします応募方法は愛犬とインカメしてメッセください。
奥さんが縫うことが好きで僕が卓球して遊んでる時に子供の着なくなった服で作ってくれました 。#犬服 pic.twitter.com/bcWJbMe8Py— 縫製職人見習社長 水出俊哉 (@fashionizumi) 2016年12月4日
言の葉♪
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