見る目は持っているはず、高い洋服と安い洋服の違いって何?
2016-03-07
目次
世界卓球を見ていたら自分たちがやっている競技がピンポンに思えてしまいました。
お疲れ様です、ファッションいずみのミズイデ(@fashionizumi)です。
さて、今日のブログです
ファッションいずみでお手伝いしているブランドの多くが秋冬物の展示会時期を前倒ししている
何故それが分かったかというと、自分のfacebookに「4年前の写真をシェアしましょう」と出てきたのが上の写真だ
2012年3月7日は正にこれから臨戦態勢の状況でしたね
山のように積まれた展示会サンプルを前にして奮い立ったのを思い出しました。
しかし、今年は2月中にサンプルラッシュが終わってたんです(2月が逃げたのはそのせいだった)
何故だ?!って思っていたら、こんな記事が飛び込んできた
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国内のデザイナーズブランドによるコレクション発表時期の二極化が進んでいる。秋冬シーズンに向けた新作を発表する東京のファッションウィークは3月中旬だが、海外展開を見込んで2月上旬に国内展示会を早めるブランドが増えている。
※中略
ものづくりを第一に考える「ネ・ネット(Né-net)」や、早い時期に受注して生産に入ることで「工場に余裕がありクオリティを維持できる」(デザイナー深山拓也)という「ニアー ニッポン(near.nippon)」も”早期組”で、国内展示会の時期はいずれも1月末から2月上旬。江角氏は「ブランドの意思をしっかり持ち、デザインや生産の現場にとって”健康的”なスケジュールを確立していきたい」と話している。
秋冬シーズンに向けたウィメンズのファッションウィークは2月中旬のNYにはじまり、ロンドン、ミラノ、パリ、そして東京と主要都市を巡回する。主要百貨店や小売店は欧米のファッションウィークから買い付けを始めるため、3月中旬の東京の時期にはバジェット(買い付けの予算)が少ないというバイヤーもいる。また、百貨店をはじめ6月に秋物を投入するには東京のスケジュールだと生産がタイトになる。そのため「ビューティフルピープル(beautiful people)」や「タロウホリウチ(TORO HORIUCHI)」は2月上旬にプレフォールコレクションを発表しているが、これら2ブランドはいずれも来年を目処に海外進出を視野に入れておりスケジュールの見直しが必須になるだろう。一方「バーバリー(Burberry)」や「トム・フォード(TOM FORD)」はショーと販売のタイミングが離れている従来の方式を覆し、逆に発表時期を後ろ倒ししている。国内外でスケジュールが分散する今、改めてファッションシステムやコレクション発表の構造を見直す時期にきているようだ。
とある、
どのブランドも、海外を視野に入れているようですね
そして、納期までのスケジュールがタイトだとどうしても雑になりがちだっていうことも理解しておられるようなので縫製工場にはいい風が吹いて来ているのではないでしょうか。
また、どのブランドも洋服のクオリティーにはかなり気を使っているのもうかがえます
海外に輸出するには「日本製」でなければ意味がないと考えているのだとも思われますね
そこで今、日本品質が問われているらしいですよ
気を引き締めて作らなければと改めて感じています。
せっかく日本の縫製工場にとって追い風が吹いているのに、その工場が何処にあるのか分からないのでは見つけようもないですよね
本当に各ブランド産地はこぞって良い縫製工場を探しているように感じてます
しかし、探しても探しても見つからない
あるのは工場をアテントしてくれる会社ばかりだったり
または、大きな縫製工場がまとめて受注して協力工場に振り分ける方法
それか、ある程度まとまった仕事を発注できるブランドは商社か
いずれにしても、間に誰かが入ってしまうので当然マージンを取られてしまう訳です
でも、生産者との間にワンクッションあると意思疎通が上手く行かなくて仕上りに納得いかないこともあるみたいですよ
しかし、直接縫製工場と取引したいと思っているのに見つからない
そんな事みたいですよ
だからホームページ作った方がいいのになぁって思います
マジでマジで
そこがミソなんです
それがそれこそが日本品質だと思うのです
手間暇を惜しまず注ぎ込んで縫った洋服になら価値があるのだと思います
でも、チクチクやればいいってことじゃない
ミシンで縫っての合間が重要だってことを言いたかったんです
その差が優劣を分けると言っても過言ではないと思いますよ
それはアイロンこそ縫製職人の命なんです
それを是非伝えておきたかったので書きました
今日は以上です
では、また~
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