牛を水辺に連れて行くことはできても

ジャンプスーツ2016AW

こんにちは、さいたま市桜区で小さな縫製工房ファッションいずみを経営してるミズイデ(@fashionizumi)です。

 牛を水辺に連れて行くことはできても

牛を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。

そんな言葉を言われたのを今日思い出したので、その時のことを書きます。

どうも、ミズイデ牛です。

牛歩のように歩みが遅く、ウシガエルのような鼾を掻くからミズイデ牛と命名された頃の話です。

今も暗い奴ですが、それ以上に暗く真っ暗な時期がありました。

まさに、お先真っ暗でした。(笑)

表情もさえなくて、近寄り難い雰囲気を醸し出し負のオーラ溢れてました。

まあ、自分のことしか考えていませんでした。

周りが見えていなかったです。

毎日がパニックそんな感じ。

気持ちにゆとりがなかった。

仕事が無いわけじゃないけど、働けど働けど我が暮らし楽にならずでした。

暗い顔していると悪いことを引き寄せてしまうって本当なんですね。

悪い時には悪いことが続いた時期です。

1ヶ月の売上げを100とすると、死ぬほど頑張っても70しか稼げない効率の悪い仕事を掴んでしまい、しかも30しか入金ならず40は不払い事件にあってしまった。

働いているのに70もマイナスって、そんなことが起こるなんて夢にも思っていなかったからマジで凹みましたー!

やらなきゃよかったよ。

 自分たちは最後でいい

そんな事件があって、当然金が足りません。

貯金などあるはずもないので仕方なく借金しました。

とりあえず、従業員の給与は払わなくちゃならないし、家賃だって経費だって払い気がつくと借りても足りない。

自分たちは残った金で遣り繰りするしかなかったのでジャンプしまくりました。

しかし頑張っていれば、神様はちゃんと見ていてくれるもんだなぁと思った。

なぜならば、いいお客様に出会えたから。

それがいい機会だったみたいです(笑)

切り替えるしかなかったね、起こったことはしょうがない腐らずあせらず牛歩のごとくです。

コツコツと返してやっと、その時の借金が終わりました。

そして、また新たに借金してますが、その時の借金と今の借金はまるで違います。

今の借金は前向きな借金。借金は借金だけどね。

面白いなって思ったのは借金ってこっちが困っている時に「貸して!」って言っても貸してくれないんですね。

貸してくれる人は高い金利取ります。

今回は銀行さんから借りませんかって言ってきてくれた。おかげで設備投資できました。しかも安い金利で。

 仕事も一緒

「仕事をください。」と言うとくれません。くれる人は高い手数料取ったりします。

仕事をお願いされると、どうなるか?言わずもがなです。

そこまでを、何度となく言葉を変えて色々な手法でボクに教えてくれた人がいます。

そんな良いことを教えてくれているにも関わらず、行動の遅いボクはなかなか行動しなかった。

たとえば、人を雇うと良いよ。縫製工場は人だから人を雇うと今よりも良くなると思うよ。とか、

従業員と接する時は自分の子供に接するようにすると良いよ。とか、

まあ、コンサルタントさながらにいろんなことを教えてもらいましたね。

そして、大魔王さんが業を煮やして言った言葉が「牛を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」でした。

そのユーモア溢れるセンスに、心から大魔王さんが好きになりました。

いくら人がいいことをアドバイスしたりしても、その人自身が本気にならないと何の意味もないことになってしまうってことを教えてくれた。

さすがだなー、そのまんま言わないところがカッコいいよなーって一人で感心してしまったほどです。

それは、 ボク自身に向けて言ってくれたことだけど、ボクが従業員や周りの人に対してもそうあるべきなんだと思った。

人のやる気って大事です。やる気を出してもらうには人を慮ることです。

もっと相手を慮りたいと思います。

では、また。

 

秋♪

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水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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