ファッションデザイナーって誰でもなれそうだけど、やっぱりプロは違う

PHABLICxKAZUI 2016SS|スプリングコート
PHABLICxKAZUI 2016SS|スプリングコート

オツカレサマデス

日曜日に黄昏ているミズイデです

暇なわけではありませんが、ブログ書きます

 ファッションデザイナーって誰でもなれそうだけど、やっぱりプロは違うよね

ファッションいずみでお取引させていただいているブランド産地は何社かある

そのほとんどがメジャーなデザイナーではない

それでも、小さいながらにもブランドを何年も継続して少しずつ大きく育っている

今まで直ぐに消えたデザイナーブランドもお手伝いしてきた

長続きしないのは、1.2回はオモシロイアイデアが出るんだけど

その後が続かない

アイデアが枯渇してしまうようだ

うちで縫っている洋服のデザインは縫っていて新しい!

そう思える洋服ばかりだから飽きない

ボクんちで縫った洋服はiPhoneで必ず写真を撮っている

たまに昔の写真を見ると、やっぱり古く感じる

同じデザイナーの新しい服を縫っているから

今回のPHABLICxKAZUI産地のスプリングコート?ワンピース??

最初はブランド初のレディースアイテムだと聞いていたが

大橋トリオさんが着ても違和感がないことからメンズでもOKなんじゃね?

みたいな感じでうちで先上げ縫っている時に急遽、左上前でも右上前でもどちらでも着用できるようになった

当初ワンピースだったのがユニセックス仕様のスプリングコートにアイテムが変わった

って言うか、アイテムのカテゴリーなんて今や枠が無いような洋服が多くなってます

2016.02.05-02
やっぱりレディースだね
2016.02.05-03
NAVYもあるよ

 

2016.02.05-04
やっぱり人間が着ないとイマイチ雰囲気が出ない

 

2016.02.05-05
この洋服にはデザイナーの想いがこもった物語がありますよ

 プロのデザイナーは普通じゃない

普通じゃない感覚を持っているんだなって感じる

今は、もう既に秋冬コレクションのサンプルを作っている

毎回僕らは思うことがある

それは、「この服変じゃね?」って

それは、今まで見たことが無い服だから凡人のボクが見るとこんなの変だから売れないと思ってしまう

だけど、実際モデルさんが着用して撮影とかしたスナップを見るといい感じジャンとなることが多い

まあ不思議です

今日、会社に来たらまたまたサンプル縫製依頼のファックスが流れてきた(-_-;)

sakayori産地は今日も仕事みたいだ

今月末にパリに持って行く用のサンプルらしい

サカヨリさんのデザインも変わっていて凝ってるしまあ縫うのが大変

よく考えるものだと感心します

 洋服は売れてナンボ

変わった洋服を作っても売れなかったらただのゴミにしかなりません

先ず商品としてのクオリティーを高めたいという要望が強いと感じます

せっかくいいデザインを考えても縫製が台無しにしちゃ元も子もありません

 デザイナーブランドのコレクションアイテムは多岐に渡る

例えば布帛だけじゃなくニットだったりアクセサリーもカバンも靴も作ってる

それらを作る得意な工場を探さなくてはならない

その作業が地味だけど大事だってみなさん仰います

だからデザイナー自ら工場に赴き自分の想いを工場の生産者と共有したいと語る

それでも、年々縫製工場の経営は厳しさを増すばかりらしい

去年は縫ってくれたけれど、今年はもう縫ってあげられないと言われることもあるらしい

それは、高齢化だったり

あまりにも小ロットだったりするかららしい

009

このジャケットはうちで縫ってませんけど、カッコよくて評判がいいらしいです

パンツもうちでは縫いません

得意不得意や、コストの問題、納期や生産キャパなど色々なことが重なってうちでお手伝いできる範囲でしか協力できません

ぶっちゃけて言います

やっぱり縫製工場はある程度の数が必要です

100枚くらいのオーダーが安定してあると少しは利益が出るかな

でも、100枚だからと加工賃を値切られると・・・

散々やられてきた_| ̄|○

だったら、あんまり売れない方がいいのか(笑)

小ロットのまんまで(苦笑)

もし大きくなったら、それに対応できるそれなりの規模の工場に頼んだ方がいいんだね

設備もちゃんとしていればもっと合理的に生産できて少しはコストダウンできるだろうし

僕らが必要とされる無くなるまで精一杯頑張るだけです。

 洋服って買わなくても済んでしまう

本当に僕らが縫っている服の値段を見るとそりゃ高いって思いますよ

シャツで23,000円とかです

ボクは買えません

それでも買ってくれる人がいるんですね

ナンデ買ってくれるんだろう?

どんな人が買ってくれたんだろうって知りたくなる

きっと洋服が好きな人なんだろうなぁナンテネ

ボクの周りにはそんな人がいないから知る由もないです

ボクの夢は、ボクんちで縫った服を着た人を偶然街で見かけること

スゲーテンションあがると思う

写真撮らせてもらいたくなるくらいに

結構メジャーになってきてるからその夢も近いうちに叶うかも知れない

そんな空想にふけっているだけで楽しい

1%くらいは可能性ができてきたから。

それには、もっと街に出掛けないとな

さあ、また明日からその服を着ただけで気分が上がる洋服を縫いますよ

ヘビロテしたくなるような服を

 

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水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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