縫製工場の常識を壊して新しい縫製工場に!

山田日登志「常識破りのものづくり」2001年

山田日登志「常識破りのものづくり」2001年

お疲れ様の木曜日、明日納期の製品をたった今出荷完了。

少しリラックスしてます、さてさて。

縫製工場の常識を壊して新しい縫製工場に!

「常識破りのものづくり」という本を何度も何度も読んだNHKの番組もビデオに撮って何度も何度も見てとても感銘を受けました。

キャノンの改革でコピー機を組み立てるのに数人のラインで組み立てるのと1台を1人で組み立てるのと1台当たりの時間はどちらが早いか検証したことが書いてあり、答えを言ってしまうと初めはライン生産の方が早かったけれど徐々に工夫して1人生産の方が早くなったんです。マジで!?衝撃的でした。

そんなのライン生産の方が絶対に早いに決まってる、やっても無駄なんじゃねと思っていたから。で、ナンデ?って思いました。

一番の原因は仕掛かりだった人と人の間に仕掛品が発生するそこでロスが発生するのでした1人で組み立てるとそのロスが発生しません。ただ熟練の作業員でしたが、すげー!って感動もんでした。それからボクは縫製工場の常識を疑いだして今までのやり方を変えるようになったのです。

具体的に何を変えたか?できるだけ仕掛りを生まない様にしようと決めました。100枚ロットの場合1日10着上げる目標を立てたら(工賃と目標売上から枚数は決める)何が何でも10着縫い上げる。ボタンホールがあればボタンホールまで開けて目標達成、仕上げプレスまで完成できればパーフェクト!そこまでが僕らの仕事だしそこまで出来て売り上げが立つから。

メリットは、デキナイ人でもデキる様になってもらわないと目標が達成できない個々のレベルアップには最適かな。

今日もありがとうございました。続きはまた明日~

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