シャツの値段の違いって何なの?

晴れた月曜日は気分よくブログが書けます

おはようございます、ミズイデです。

昨日は武蔵浦和チェーン店の居酒屋で15品目と飲み放題がついて3時間2980円!(安っ)卓球の仲間17人で忘年会でした

料理もそれなり、酒もそれなり・・・orz

でも、先日のデザビレ後の懇親会3,000円は大満足でしたね!あの店はまた行きたいと思いましたが昨日の店は二度と行かないでしょう

さて、

シャツの値段の違いって何なの?

ここ最近1万円以上のシャツは買ったことがないボクですが

縫っているシャツは22,000+消費税だったりするわけです

鎌倉シャツは5,000円+消費税

ファクトリエは10,000円+消費税

どれも日本製です

ファクトリエの記事があったので、気になる方は読んでみてください

お買い得?ファクトリエの1万円シャツを着てみた

鎌倉シャツは同じ形を大量に作っているからなのかなって思っていますが

でもさすがに5,000円は驚異です、ボクには考えられませんがどうなっているのか聞いてみたいです

良い生地使って貝ボタンだって使ってるそして日本で縫ってる

実店舗もあってニューヨークにまで進出してスゴスギ

シャツばっかり縫っているから?シャツ専門の工場だからなのでしょうね

うちみたいに、ブラウスも縫えばスカートもジャケット、ワンピースだって縫ってるのとは違うんだと思う

シャツ専用の特殊ミシンがあるのだと思う、よく知らないけど釦付けミシンは必ずあるはず

ボクんちは内職さんに釦付けてもらってます。

製造原価3000円くらい?縫製工賃2000円は出るのか?

薄利多売なんでしょうね、品質も間違いないから売れているのでしょう

昔、二友会で貞末社長に来ていただいてお話を聞いたことがあったのですが

創業当時はそれはそれは苦労したって言ってました、すごい人です。

気になってググってみたらありました

メーカーズシャツ鎌倉、Priceのからくり

直販売上アップブログさんから引用です

メーカーズシャツ鎌倉の
Price(価格)のからくりを、
具体的な数字を使って、
検証してみましょう。

メーカーズシャツ鎌倉のシャツの人気は、
ひとことでいえば、

顧客が価格以上の品質を感じる。

ということに尽きます。

そしてこれはファブレス直販だから
こそ実現できています。

貞末会長は、4,900円のシャツの原価率を
はっきりと公言しています。

60%

通常の高級シャツの原価率が15%程度ですから、
一見とんでもない値に見えますが、
実はそうではありません。

■百貨店のシャツのマージン(予測)

原材料費(原価率):15%(2,940円)
製造業者:35%(5,880円)
卸問屋:20%(3,920円)
小売店:35%,(6,860円)
市場価格:19,600円

■メーカーズシャツ鎌倉のマージン

原材料費(原価率):60%(2,940円)
製造+販売:40%(1,940円)
市場価格:4,900円

つまり、
4,900円のメーカーズシャツ鎌倉
と同じ原材料費のシャツを、
百貨店で購入すると、
19,600円になります。

価格以上の品質を顧客が感じるのは
当然の結果です。

ファブレス直販は、
卸問屋の中間マージンを削減するだけではありません。

企画デザインと原材料調達を自社内で抱え、
少量多品種無在庫と、
製造に対する安定注文によって、
さらにコストを圧縮しているのです。

それで、製造+販売でマージン40%が、
成り立っています。

2万円のモノが5千円で買える。

売れるわけです。

22,000円+消費税のシャツ

うちで縫うとこのくらいになるのだと思う

結構、中間業者は省かれています

PHABLICxKAZUI産地から直接セレクトショップに卸してますから

直接縫って納品してます

メンズなのでレディースの生地よりは安く仕入れられるのもあり加工賃も上代の20%くらいもらってます

多分、鎌倉シャツの工場でも縫えると思います

でも、うちに依頼してくれます。本当にありがたいです

だから、それに応えようとガンバリマス。

その値段に見合うように全身全霊をかけて縫っています

鎌倉シャツと違うところは、デザインと素材・色+縫製かな

デザインとディテールはこだわっているのが分かります

men’sshirtでもデザイナーの瀧澤君はユニセックスで着られるような柔らかいイメージが好みらしく

高級婦人服を得意としているうちの仕上りを気に入ってもらえているのだと思います

でも、PHABLICxKAZUIなんてブランド知らないって人がほとんどですよね

だからデザイナーの瀧澤君は自分の足で広めているんですね

洋服とは関係なさそうなところにも行ったり

人間同士の付き合いが好きなのかな

一見無駄なことのように見えることなんだけど、そこから繋がることが大事なんだなって教えてもらった気がします

 少し、余談を話します

PHABLICxKAZUI産地がデビューしたての頃2011年だったかな

極小ロットだったけどオモシロソウなブランドだったから縫ったのが最初

次の年に縫製の依頼がこなかった

その代わりに直しの依頼がありました

ボクは「縫ったところで直してもらいなよ」(直さないよ)

どこぞで縫ったらしい

間に入っている人がいるからどこで縫ったのか分からないって

やれやれですね。

話を聞いてたら出来が相当ヤバそうだった。

そうなっちゃうと解くのに時間が掛かって最初から作った方が早いんだよね、マジで。

だから関わらなかった。

で、その次のシーズンからシャツはうちに依頼してくれてます。

ありがとうございます。

ボクも22,000円のシャツが買えるようにガンバリマス

そうなんです、22,000円のシャツってなかなか買えないんです。

だから、ちゃんと作らなくちゃダメなんです。

買った人ががっかりする様じゃ縫製職人の名が廃ります。

そんな思いで縫ってますのでよろしかったら袖を通していただけたら嬉しいです。

今日もありがとうございます。

やっと、書き終わりました。

では、また~

カテゴリ
洋服が好き
タグ
縫製工場の掟
さいたま市桜区神田(ジンデ)