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アパレル工業新聞2017年1月号

アパレル工業新聞2017年1月新年号、ファッションいずみも毎年広告を出させていただきもう20年くらいになります。

すっかり正月太りしたミズイデ(@fashionizumi)です。

さあお正月休みも終わり通常モードです、今年もガンバリマス。

 日本の縫製工場は鉄棒にぶら下がっているのが現状って本当なの?!

日本の縫製工場が激減しているとよく見聞きします。

実際、ボクの周りでも毎年仲間が廃業していくのを見てきたから、本当に減っているのだと思う。

この、アパレル工業新聞の1月号の協賛広告も昔は枠を取るのが困難でした。

今年は48社でしたが多い時は倍以上あって「うちも広告出したいんですけど」って言っても「まだ早い」と一蹴されたのが懐かしい(笑)

早い話が空きができたから広告出させてもらえるようになりました。

縫製工場の現状は鉄棒にぶら下がっているのと同じで、両手が疲れてきて片手になりまた力を振り絞って両手で掴み直し、必死に歯を食いしばって耐えるもそれも力尽きて手を放して止めていく人が後を絶たないそれでも、万歳したって誰も困らないから減り続けてます。

縫製業界誌も今や繊研新聞とアパレル工業新聞の2社くらいしか知らないです。

これからも応援しています。それにしても繊研新聞はSNSのアカウントあるのに対してアパレル工業新聞は無い。

知られなければ存在しないのと一緒です、講読者数を増やしたほうがいいのにとボクは思います。

 洋服が安くなったけど売れないのはなぜ?

よく行くイオンモール与野の洋服屋さんはどこも安い「セール」のポップが貼っていない店は無く、逆に貼っていないと「どうしたの?」と一瞬引いてしまいます(笑)。

だけど、商品自体に魅力を感じないと安くてもなかなか購買意欲は湧きませんよね。

そんな時飛び込んできたツイートがこれ

 

原価率8割ってすごいと思いましたが、オーダーのような感じを受けたから僕らはそれだけじゃ食って行かれないと思うんです。

やっぱり、どうしても効率や人を育てて行くこととか考えるとある程度の量産品が数が必要になります。

当然1着物の対応もしています、でもそれって一人で全部丸縫いデキルって言うことが前提。

いや、まてよそのオーダーが広まってくればある程度の数が着く可能性もあるのかとか考えましたが。生地はパターンはどうするの?とか企画は?

でも色々な考えがあることが分かり勉強になります。

 自動思考

ボクは藤村先生のブログをよく読み返します。

今日はコレ「自動思考していると時代に合わなくなる

一部抜粋しますね

駅前立地の幻想

今「自動思考」が企業の業績を悪くしている。
何十年も同じようなことを、同じように繰り返している。
そんなやりかたで、わかったと思い込んでいるから、いつまでたっても、ダメなんだな。
そういう自動的な思考が、時代に合わなくなってきているってことです。

完全に時代は変わってしまった。
この『パペルブルグ』も、自動思考ではできない店です。

以前は、商売するのなら、人通りの多い、駅前がいちばん。
そういう考え方が常識でした。
でも、今は一概にそんなことは言えなくなってきている。
必ずしも、たくさんの人が集まる場所に出店すると成功するとはいえない。
駅前に店を出しても、つぶれる店があるわけです。
逆に、こんなところで商売なんてできるのかぁ?
そう思ってしまう立地の悪い店が、何十年も繁盛をつづけている。
わざわざ探して来店しなければならない店や、不便なところにある隠れ家のようなレストランが、成功している。
そう、
『駅前立地の幻想』
ってこと。

いまだに駅前のような繁華街に出店したがる考え方が、何の疑問もなく、自動的に思考されるとしたなら、あなたはかなりやばいことになっている。
『時代遅れ』の思考回路になっている可能性があります。
自動思考は危険です。

是非本文も読んでほしいです。

これを読んで本当に勇気づけられました。

洋服のお直しはじめても、初めの頃は本当にお客さんが来なかったから。

最寄りの駅まで徒歩25分くらい掛かります、直ぐ近くにある商店街は半分はシャッター閉まってます。

おまけにちゃんとした店構えしてません、そして2階にある。立地的には恵まれているとは言えない場所です。

でも、本業があったから小遣いくらいになればいいと地道に続けてきました。

そしたら、このブログに書いてある通りにわざわざキツイ階段を上ってボクに会いに来てくれる方が少しずつ増えてきたんです。

来店してくれた人の中には全く合わない人もいました。そういう人は他のお店へ行ってもらった方がお互いにベスト。

何が気に入ってくれたかはよく分からないけど、お直しはうちへ持ってきてくれる方が増えてます。本当に有り難いです。

 縫製加工も大きく分けて2通りの先様がある

ひとつは、とにかくきれいに縫えて(これは全てのお客様が言います)縫製加工だけで考えてる先様で加工賃は???

ネットで調べたらとりあえず出てきたから他でもいいんだけど的な感じもあります。(下請け扱いです)

もう一つは、縫製加工+アルファがあると喜んでくれる先様。パートナーとして接してくれる人です。

知らない人も多いと思います、昔縫製工場は縫製加工しか出来ないところが多かったんです。

縫製屋だから縫製加工だけって当たり前だった。

詳しく書くと、裁断は裁断屋・縫製屋は縫製だけ、ボタンホールは穴屋・仕上げプレスはプレス屋と分業制だったんです。

大きな工場は一気通貫生産してましたけど。

しかも、縫製屋の中でもスカート屋・ワンピース屋・ジャケット屋・ブラウス屋、それしか縫わない縫えない工場もあった。

時代と共にオールアイテム縫える工場に仕事が集まり、小さいながらにも一気通貫生産できる工場が信頼されて残ったのはそんな工場ばかりになった。

その次は、どんな工場が必要なんだろう?

洋服売れ難くなってる時代ですから、小ロットが当たり前です。それってオーダー数だけ作って在庫にならない様にしたいからだと思います。

その次に品質に対するクレーム返品はまた在庫に、だから神経質になるのも分かります。

かと言って全量検品している時間も無いし(人手不足で)、多分信頼できる工場が喜ばれます。

誰がいけないのかよく分からないけど、最終的にお客様に喜ばれなかったらどんな辺ぴな場所で作ろうが都心で作ろうが選ばれないんだろうな。

だから、僕らが出来ることは惜しみなく出したほうがいいんですよねー

縫製屋と付属屋さんが組んだってその方が喜ぶんだったら全然できちゃう時代です。

ボタンだって縫製工場で調達したり、ファスナーや裏地も接着芯も僕らが加工で使うものは僕らが用意した方がいい場合もあるから。

僕らがお役に立てて喜んでもらえば、さいたま市の片田舎にあってもわざわざ来てくれるようになるんじゃないでしょうか。

縫ってくれませんか?ってね♪

 

寒い季節に聴きたくなる歌♪

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水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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