こんにちは、ミスチルが大好きなミズイデ(@fashionizumi)です。
でも、聞き専です。ライブとか行ったことない、死ぬまでに一回はライブに行きたいです。
さいたまスーパーアリーナまでならちゃりんこで行ける。
No.489
今朝ツイッター見てドコモのミスチルのトモローネバーノーズのライブが見れるアプリ落として見て感動
それ見てYouTubeで25周年ムービー見てまた自分と重ね合わせました誰も知ることのない今日を楽しんでます
#黒板同盟
#ミスチル同盟
#ファッションいずみも25周年 pic.twitter.com/b71KQ0z1fz— 水出俊哉 縫製職人見習社長 (@fashionizumi) 2017年10月20日
1991年独立した頃の話
もう、26年も前のことなんでうる覚えなんですが東京の西新宿にあった縫製工場で約8年修業して独立させていただいたのが1991年のことでした。
なんで独立したのか?それは縫製の仕事して一旗あげたい夢があったからです。
縫製の仕事は労働集約型産業で、仕事さえあればやればやっただけ稼げました。
その当時は未だ海外生産になる前だったので仕事には困らなかったと記憶しています。
ボクの父が同じ縫製屋で、中卒なのに頑張って新築一戸建て買ったのには驚きました。
頑張れば夢が叶うんだって教えてもらいました。
だから、息子としてやっぱり親父は最大の目標じゃないですか。
勤めていても買えそうもなかったので、独立して必死こいて働けば高卒でも新築一戸建てが買えるんじゃないかって思ったんです。
縫製ドリームです。
正直、独立して仕事の宛てはありませんでした。
何処の仕事したかあんまり覚えてません。何でもやったのは覚えてます、そんな感じです。
父から裁断頼まれたり、内職頼まれたりしてましたね。
あと知人から小さなマンションメーカーさん紹介してもらったりして、食い繋いでました。
それでは、夢に近づかないなーと思ったボクは修業していた縫製工場の社長に頼んで東京ソワールさんを紹介してもらってそれからは、バブル景気のなごりもあって右肩上がりでしたー。
最初は、コーポの1階で開業
それまで、中野坂上に住んでいましたが東京だと家賃が高いので埼玉に引っ越しました。
武蔵浦和駅近くの3DK新築マンション?コーポかな、違いが分かりません。
3DKだけど、2部屋は仕事場にしてました。
ミシンは買えなかったのでもらいものの中古で、ロックミシンとアイロンだけ買いました。
そこから、仕事して稼いで2年目に新品のミシンを買いました。(月賦で)
その後26歳で独立して、4年目の時中古だけど一戸建てを購入。
どうしてもミシンの音がうるさいし裁断でもうるさいから隣近所に気を使うのに疲れました。
そして、念願の芯貼り機と簡易ボイラーを買ったった。
動力の電気工事ができたからです、アパートじゃできなくて。
一戸建てでも3DKで2部屋が仕事場、ちょうど30歳で子供が生れて狭くなったから近くで場所を探しました。
それが今の場所です。
最初は10坪から
はじめに借りたのは、今のミシン場の10坪から。
裁断台もミシンも何もかも詰め込みました、事務所もそこの中に。
そこから、また働いて隣の部屋が空いたのでそこを借りて裁断部屋にして延反機を買いました。
ミシン部屋が広くなったのでミシンとか増やして人も増員して稼ぎました。
釦ホールミシンも買いました。事務所も借りました。
それとCADCAMも欲しかったー。
でも、買えなかった。とりあえず、今欲しいのはCADだけは欲しい。
あとは、欲しいものほとんど揃いましたから。
縫製工場を今から始めたい人の参考になればと思って書きますね
縫製工場を作るのはミシンとロックとアイロンがあれば始められるから簡単に起業できます。
そこから、生産力を上げていくには場所と人と設備。
場所と設備はお金さえあれば大丈夫です。
一番難しいのは人です。
人を稼げるように育てて行くのが一番労力を使います。
仕事がデキる人がいればそれが一番いい。でも、最初からデキる人がいないので育てるしかないのです。
それに一番いいのが、社内塾だと思いました。
今回縫製塾を開いて思ったのは、やる気のあるスタッフを社内塾で教えてスキルアップしてもらう。
これが、一番いい。
仕事中に教えてたらそれでは仕事にならないので。
もちろん、ある程度のできるであろう仕事は教えながらやってもらってますよ。
それだと、いつまで経ってもデキるであろう仕事ばっかりやってもらうことになってしまいます。
何故なら、そうしないとその人の分の売上が稼げないから。
目に見えてスキルアップするには、技術を身に付けるには、どうしても練習は必要です。
今まで、そこを分かっていながらやらなかった。
時間内でデキナイその分を残業。
仕事だと思うと、真面目なんで仕事しなくちゃって頑張ってくれます。
そうじゃなくて、気持ち的にゆとりを持てる時間を作ってやる。
そう、仕事とは別の時間を設けて練習する時間を作って一緒になってデキるようになってもらうように教えてたら、
たった今、やっとデキるようになりました。
練習だから、無償です。練習だからいくら時間掛かってもOKです。時給とか発生しないからね。
それでも覚えたいと来てくれました。
ボクは、今まで「そんなことしちゃ悪いな」って思ってた。
いや、違う。ただ、やるのがめんどくさいから逃げてただけなんだなって今思ってます。
そして、今は社内塾やって良かったなと思ってます。
できたジャン!マジでやっとキターーーーーーーーーーー!って感じです。
よし!これで、新築一戸建ての夢に少し近づけたかな。(笑)
縫製工場は人づくりが一番大切だって教えてもらってたのに、やっと理解できました。おそー!
あ、縫製塾の4回目で塾生さん1枚目のスカート完成して、今2枚目縫ってます。
自分で着れるように仕上げるそうです。
塾生さんは理解力いいです。本当に感がいい人で助かります。
ボクは今、人がデキるように教えることが出来てとてもうれしい気分です。
今日お伝えしたかったのは、概ねそんなことかな。
では、では。
これ最高す!
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水出 俊哉
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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