縫製工賃交渉支援クラウドサービスの説明会へ行ってきました。

こんにちは、今日は体育の日で祭日ですが仕事をしているミズイデ(@fashionizumi)です。

早いもので10月8日、ぜんぜんブログ書いてません。久しぶりのブログ書きます。No.672

  縫製工賃交渉支援クラウドサービスの説明会へ行ってきました。

先日、10月3日東京国際展示場(ビッグサイト)へ、ミシンショーで開催されているセミナーを聞きに行ったら満席で立ち見でした。

セミナーは縫製工賃交渉支援クラウドサービスの実演と説明をしてくれ加工賃を算出する際に工程項目をチェックすると自動で見積り額を算出してくれ見積書を作成してくれるとても便利なものでした。

大阪の縫製工場の社長さんと白石社長の2人で工程の抽出作業とかされて作り上げたそうです。本当にご苦労様でした。そして感謝します。

システムは働き方改革の一貫で厚生労働省と経済産業省の支援を受けて作られたそうです。

実演では、同じパターンを使い同じ縫製技術者が縫ったA・B・Cのジャケットが展示してあり顔が全然違うのは工程の差だと、特に違うのはアイロン工程であーまで違うとは目から鱗でした。

それから、一番手を掛けないで作ったジャケットの加工賃を見積もったら約7000円。それを4500円にする為にはもシステムを使って見せていただきました。

先ず素材をやさしい生地にして、ロットを150枚以上、そしてライン生産工場、ここまでやって5200円に。

でもまだ、工程が多いのでポケットを無しにしちゃいましょう!それで、ほら4500円になったでしょう。笑笑。

もうね、縫製工場もこれを使って見積を出しましょう。

とにかくこのシステムをもっと知って欲しい、そしてまだ完成形ではなく使ってもらい不備があれば聞かせて欲しいと言ってました。

ちなみに写真撮影は禁止でした(すいません)。

https://www.apa-kouren.org/home/faq-acct/

縫製工賃交渉支援クラウドサービス利用料金

縫製工賃交渉支援クラウドサービスの利用には登録料が10,800円とアパ工連組合員は25,920円でそれ以外の賛助会員は38,880円必要になるようです。

縫製工賃を算出する為の各アイテム毎の項目が細分化されていて基準タイムも用意されているので利用される人は実際に縫う工程をチェックを入れていき素材係数・裁断係数・ロット係数・余裕率を掛けていくと自動で見積額が出るので便利だと思いました。

加工賃が出せないなら工程を省くかロットを増やすかサンプル屋さんで縫うか

ロットの問題が縫製工場には欠かせないとボクは思います。

30枚以下はできればやりたくない、いくら工賃を割り増しするといってもサンプル工賃は出せないですよね?

極端な話し10枚以下の受注が入ったアイテムで3色3サイズとかのシャツで1色1サイズ1枚しか入ってないわけで・・・

9枚はもはや量産とはよべないと思う、サンプル屋さんに頼んだ方がみんなが仕合せになれると思います。

せめて1色1サイズで20枚は最低限必要。

セミナーでシュミレーションしてた時のように加工賃が4,500円しか出せの無いならポケットを省く提案をするその為にこの縫製工賃交渉支援クラウドサービスを利用したい。

縫製工賃はいわば手間賃です。縫い賃です。

ポケットがあればその加工に時間が掛かります。

昨今物流運賃も糸代も上がっています。電気代も人件費も。

アパレルメーカーでも導入してシュミレーションしてもいいですよね。

東京ファッション産業機器展で見つけた小物

先日ビッグサイトで見てきたミシンショー「東京ファッション産業機器展」で興味を持ったのは新しい大きな機械もだけど、大量生産する為の機械より時間短縮になる便利な道具に惹かれました。

以前ユザワヤで売ってた0.5ミリくらいに細いチャコシャープペンがなんでだか売り場から姿消して困っていたのでこれ買おうと思います。芯が若干太いですが。これを知ったのはいい収穫だったな。

まとめ

高いだけの洋服ならボクは欲しくないかな。

今日は以上です。

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