縫製の向こう側について考えてみた。

あっという間に11月も中旬、全然ブログ書いてなくてヤベって思ってるミズイデ(@fashionizumi)です。No.833

安心してください読んでますよ。

縫製の向こう側について考えてみた。

僕も最近運が良かったと思えるようになった。だって28年も自由気ままに仕事してこれたんだから。

縫製工場は洋服を縫うのが仕事です。独立した当初からずっと20年以上もアパレルメーカーさんから委託されて洋服を縫ってメーカーさんの指定された納品場所に納品してきた。それが当たり前だった。僕らが縫った洋服を見るのは検品係りの人で、何でこの人はこんな細かいことで直し(返品)させるのだろう、そう思ってた。

嫌がらせしているのかと思うこともあった。虫眼鏡を使って検品しているのかよとも思った。それほど僕らが気がつかないところを突いてくるので正に重箱の隅をって感じ、掃除したのに指でなぞって埃があるよ的な笑。

まあ、その人は消費者目線で仕事をしていただけで僕らの方が消費者の方を見ていなかったと今頃になって反省しています。

その時は工賃が安いからとか、自分ができもしないのにね。目に鱗が貼り付いてました。

縫製仕様はできるだけ簡単な方がいい。

先日来社してくれたデザイナーさんとお話してたときに「この縫製仕様を使いたいけど加工賃と縫製工場の技術力とかを考慮すると違う簡単な仕様にするときもあります。本当はもっともっと詰め込みたいけど遠慮してます笑。」そんなことを言われて、妙に納得してしまった。

シャツなんかで言うと、縫い代を束ロックから袋縫いや折伏せ縫いに。さらに縫い代を細くしたりね。難易度を上げて縫製工場泣かせ的に。それを指示する人に大変さを分かっている人と分からず言ってくる人がいて後者は敵とみなします笑。

そんだけディテールにこだわって作りたい方と組んだほうが洋服を作る方としては楽しいんだけどね。後は加工賃の問題です。

今は洋服を縫って納品するのは企画した人なので納得して欲しいと思っています。

今うちでは洋服が好きで自分のブランドを立ち上げて出来上がった洋服を自ら検品して納得したものだけをお店へ送っている人の洋服を縫わせていただいています。

最初はネーム付けが手付けだったりしてちょっとめんどくさかったけれど慣れました。縫製仕様も大変ですが出来上がった洋服がなんか違うような気がするのは僕だけか。いやその辺も見る人に伝わっているみたいだ。

先日聞いてうれしかったので紹介させていただきます。うちで縫ったシャツを素敵に紹介してくれてました、ありがとうございます。

tilt The authenticsの白いシャツ

これからも、うちで縫った服を着て喜んでもらえるようにがんばろうと思います。

今日は以上です。

友だち追加

お友だち追加すると直接ミズイデにメッセージが送れますよ。

Follow me!

The following two tabs change content below.
水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

記事を気に入ったらシェアをしてね