ふと会社の預金通帳を過去5年分見直してみたら、思わずにやけてしまいました

2012年3月3日、4年前に縫っていたPHABLICxKAZUI古着アソート生地リメイクシャツ
2012年3月3日、4年前に縫っていたPHABLICxKAZUI古着アソート生地リメイクシャツ

おはようございます

ここ最近になってようやくSNSで発信していた効果を享受し始めたファッションいずみのミズイデ(@fashionizumi)です。

 昨日、ふと会社の預金通帳を過去5年分を見直して見ました。

すると当時どんな会社の仕事をしていたのかを思い出してきて

その中で今は取引していない会社と今も取引し続けている会社とあり

現在は取引していない会社の取引を辞めた理由を考えました

その多くは、自分の利益しか考えていない相手だったように思った

平たく言うと、ボクが提示した加工賃だと高いと思った方たち。

 逆に、昔から変わらず今もお手伝いさせていただいているブランド

当時の入金額を見ると少なかった、ブランド創設1.2年目でしたからね致し方ありません

それが、毎年のように入金額が増えていることを発見しました

去年なんて、マジで!?ってボクんちの年間の売り上げで相当な割合を占めるような先様に成長していました。

その全ての先様がお互いに納得して仕事をしています

特に加工賃は安くはありません、上代(売値)に占める割合が高いです

この上代で、この縫製工賃出して大丈夫なの?って逆にボクが思ってしまうくらいの金額です

それは、今まで上代の10%が縫製工賃の目安だって聞いていたから

でも、ナンデ10%なのっていつでも思ってた

それじゃ無理でしょ、僕ら食えないもの

そう思ったら縫わなければいいんです

 話を戻します

先様のほとんどが卸しの商売です、SPAで直営店で売っている先様は1社あるだけです

それでも製造原価が高いです

卸しの商売で製造原価率が高いってことは、アパレルメーカーの取り分が減るってことです

例えば、50,000円の商品を50%で卸したとして25,000円が卸値です

製造原価(生地代、縫製工賃)が35%だとすると17,500円で

25,000円-17,500円=7,500円がメーカーの粗利

製造原価率を下げるとメーカーの取り分が増えます

そのさじ加減は縫製工場側では知る由もありません

 普通の縫製工場とは違ったこと

ボクが考えたのは、洋服をきれいに縫うのはアタリマエのことで

その他に、先様の役に立つこと困っていることは何だろうって考えました

大手アパレルメーカーさんと取引していたころは全部の資材が支給されてきました

生地パターン副資材は当たり前です

小さいアパレルメーカーさんでもそこまでは普通にそろえてくれます

でも、ハンガーやビニールカバー、サイズチップまで支給するのは

かなりメンドクサイだろうなって思ったんです

大手さんだったら、それこそ僕らが買うより安い値段で仕入れて工場にドンって送ってくれますけどね

だから、それらはボクんちで仕入れてます

もっと小さいメーカー産地には接着芯だってファスナーだってうちで仕入れてますよ

それは、大手さんと違ってデザイナー兼、営業・生産・資材発注・経理その他諸々の業務を一人二人でやっている先様が多いからです

少しでもお客様が助けることができたらと言う思いです

僕らに出来ることだったら、僕らがやった方が合理的でしょ

うちで縫った服は自分ちで仕上げプレスまでしてそのまま店頭に出せる状態で納品してますよ

ボタンホール屋さんを手配して、仕上げプレス屋さんも手配して、納前をチェックしてとか煩わしい作業がボクんちだと要らないから楽だと思います。(小さいメーカー産地にはね)

だから、縫製加工賃以外の仕事も付加価値として意図的につけているってことです

でも、大手だとそこまでがお宅らの仕事でしょって

何だったら企画から製造まで全部やってよ、うちのブランド名でって

まるでゴーストライターのように(笑)

 お客様がもっと本業に力を注げるようになれば

ヒドイのは、生産背景を持っていないブランドが縫製工場をアテントする会社に依頼して

納品された製品が仮に売り物ならない状態だとすると

そのクレーム処理に大事な時間を取られてしまうってことです

最悪なのは、修理を依頼しても直せない時

オソロシイ・・・

 気が付いたら

僕らが食える条件で取引してくれれば僕らもガンバっていい商品を作ろうと思うし

そしたら本当にお客様(アパレルメーカー)の売り上げが伸びてきて

僕らに依頼してくれる仕事も年々増えてきたんです

その繰り返しで大きくなってきてるって実感してます

先様が大きくなれば僕らも成長できます

それが僕ら縫製工場にもアパレルメーカー産地にとっても理想なんだと思う

このままいい関係を続けて行けたらと切に願う次第です

今日は以上です

では、また

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水出 俊哉
1964(昭和39)年7月生まれなので夏と卓球が大好きです。
1991年2月、26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けて早28年目を迎えました。
主にインディーズデザイナーブランドを手掛けています。
数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。
縫製職人が手掛ける洋服のリフォームも好評です。
あと、個人様の縫った洋服1着からでもボタンホールを承っておりますお気軽にお問合せください。

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