洋服作りを日本で続けていくには誰がデザインした服なのかが重要
2017-07-10
目次
こんにちは、エアコンの冷房が嫌いなミズイデ(@fashionizumi)です
今日もさいたま市桜区は快晴です。最高気温32℃の夏日。
7月11日、セブンイレブンの日のブログ。No.438
縫製の話して、すいません。これは自分が考えている事なので一般的では無いかも知れません。
以前の縫製工場はとにかく時間を詰めることに注力してきました。
どうやって、1秒でも早く縫うことができるか。
アイロンでもどうやって早く仕事するか。
まるで、100m走で10秒を切るためには、どうしたらできるのか。
そんな感じだったと思います。100m走は一瞬のパフォーマンスを高めればいいけど、縫製の仕事は働く時間が長いです。
そんな、1日中ダッシュし続けることができる人はいませんよね。
フルマラソンだって、2時間走ったらぶっ倒れるし次の日も同じパフォーマンスで走れって無理でしょ。
でも、そうしなければならないと思い込んでいました。
言い方が悪いけれど、アパレルメーカーに飼い慣らされていた訳です。(昔の話です)
まだ、メーカーにも体力があった頃で減ったとは言え日本でも縫っていましたから。
中堅アパレルメーカーでも年間通じてミシン場を埋めてもらってました。
その代わりにほとんど100%下請けなので工賃の協力などは請けざるを得ませんでした。
それでも、売れていないからロットも少なくなってきて年間埋まらなくなってサヨウナラ。
ちょうど海外生産が増えてきた時期です、どんどん仕事が減ってきた。
そのメーカーの売上は対前年比同じくらいなのに国内の縫製工場は大きい所から閉鎖して行ったのを見てきました。
もちろん、今でもちゃんと残っている工場もあります。しかし必要とされない工場は当然淘汰されました。
その時思ったのが、僕らこのままだといい様に使われてボロ雑巾のように捨てられて終わるんだなと感じ。
振り屋さん経由で大手さんの仕事をしていた時期もそんな空気を感じてました。
リーマンショックの頃だったでしょうか、大手さんでも結局は国内生産からの撤退となりました。
それはしょうがないよね、楽しく縫っていなかったもん。その頃、ボク自身が楽しいと思ったことは無かった。
縫製工場を結構見学に行きました、でもどこも笑って仕事している人見たことなかった。
唯一楽しそうだったのは辻洋装店さんを見学した時、辻豪君が笑顔でアイロンしていたのを今でも覚えています。
うちでも、新人さんを育てようと新卒だったり第二新卒の人を採用してきました。
しかし、結局は長続きしない人がほとんどでした。
とどのつまりが、ボクの会社が働いていてつまらないから辞めてしまうということをやっと自分で認められました。
それは、いろんな人の話を聞いて「原因を他に求めず、原因が自分にあると思わない限り解決はしない」その言葉が妙に腑に落ちたんです。
会社の状況が大変な時に自分ばっかり大変だって思っていたから。
たいへんだー!たいへんだー!って暗い顔してたから、会社の雰囲気楽しいはずないですもん。
それからかな、自分が楽しんでいなかったらダメなんだな思い始めたのは。
思ったら、やってみる。楽しんでやってみています、やってみてダメだったら変えていけばいいんですから。
とりあえずやってみる。行動するってことが大事なんだと思った。
それをどこで勉強しているのか、それはSNSで楽しんでやっている人のまねをして自分お腹に吸収しています。
それを続けて1年ちょっと経ったのかな、今の仕事が楽しくなってきました。
さあ、今日も楽しむよー!
楽園ベイベー♪
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