社長ブログ

見えないところにひと手間掛けているのは隠し味的なもの。

  • 縫製技術

こんばんは、春が待ち遠しいミズイデ(@fashionizumi)です。No.1834

見えないところにひと手間掛けているのは隠し味的なもの。

これを見てパンツの後ろ身頃だと分かった貴方は業界人です。

上の写真でポケットの袋布に縫いつけている向う布と玉縁布の端が6㎜控えてあるのは袋縫い1回目の時は不要だから。2回目に縫う時にだけ縫い代の中に入るように裁断してその通りに縫ってます。僅かだけど厚みが違うのでこうしてる。こうしてって言われたわけじゃなくて勝手にそうしてます、その方がいいと思って。何言ってるのか分からない人は分からなくても大丈夫です。
縫い代の段さらいも言われなくてもやってます。出来上がったものを見てもわからないところだから手を抜くこともできるんですけどね。他の工場がどうやっているのかは分からないけど昔からこのやり方で教わってきたので染みついているのでしょう。

一生懸命いい服を作ろうと思っていてもデザイナーが理解できないと不幸な結末が待っているので気をつけたいものです。

秋田名物の稲庭うどん、群馬の水沢うどんが美味しいのは作り方に愛情がたっぷり入っているかららしいです。
せめて洋服を着た人にわかってもらえたら幸いです。
お待たせしてたパンツがなんとか終わり次のコートの裁断も終わって縫い始めました。1月6日の仕事始めからの22日間ダッシュで過ぎました。忙しいけどこれからも丁寧に拵えようと思います。それが僕らの生きる道なので。

明日へのフレーフレー♪

著者情報

1964(昭和39)年7月生まれ。夏と卓球が大好きです。1991年2月26歳の時に有限会社ファッションいずみを創業。高級婦人服(プレタポルテ)を作り続けてきました。主にインディーズデザイナーブランドを手掛け、数多くのドメスティックブランドのショーサンプル・展示会サンプルから本生産までお手伝いさせていただいています。