縫製の仕事が楽しくなってきた

taro horiuchi 2016SS

taro horiuchi 2016SS

2016年が12日も経ってから今年の目標を「克己」としました。

日曜日は趣味の卓球の今年最初の試合でした

やりました!

3人一組でダブルス・シングル・シングルの試合で5チームのリーグ戦

3勝1敗で2位通過でした、ブロック1位も射程圏内に見えた大会でした。

個人的にも3勝1敗、超うれしーーーーー!!(うれし過ぎて新年会は飲み過ぎた)

何がうれしいって、自分に勝てたかなって思えたこと

まだまだですが、去年よりはいい

技術的にはレベルアップしていると評価されるも、どうも今一歩勝ちきれなかった去年

今年最初の試合でこの成績は幸先がよろしいですよ。

そんな気分のいい日はこんなこと書いちゃいます

縫製の仕事が楽しくなってきた

辛かった時期はありました

もうダメだって思ったことも何度もありました

そんな経験ができたから今が楽しい

マジです

ヒドイ仕打ちする人もいました

悔しい思いも幾度となく経験しました

そんな人たちもその上からそのような扱いを受けていたのでしょう

だから、そのような人たちと関わらない様にすれば僕らはマキコマレズニ済むんだと気が付いた

だって、そんな仕事していたって楽しくないんだもん

そう思いませんか

いや、マジでマジで

疲弊したファッション業界

そんな風に揶揄されて久しい業界です

でも、ファッション業界意外だって疲弊しているところありますよね

確かに、昭和の頃はアパレルで洋服がひとつ当たればビルが建つなんて言われてた時代もありましたけど

今はそんなにバカ売れするのは宝くじに当たるようなもの

先に10億円を欲しがっちゃうから人任せになってしまうのでは

過去の売り方とか、売れ筋ばかり欲しがったりとか

要は先に数ばっかり追ってしまっちゃう

このアイテムは上代がいくらでなきゃ売れないだろう

から、原価はいくら以内じゃなきゃ通らないし

どこで作ろうか・・・(想像です)

TARO HORIUCHIが人気らしい

先日、親方との会話であの堀内太郎がブレイク中だって聞きました

伊勢丹新宿店の中ではかなり評判がいいらしいです

あと、アカネウツノミヤもいいらしいです

業界では有名な親方なので、松ノ木縫製ではタロウ産地がデビュー当時から手伝っているんです

その関係でファッションいずみも手伝わせていただくようになった次第

デビューから何年もの間はそれほど売れているって思わなかったけれど

一昨年あたりからなんか調子いいんじゃないの?と思うようになった

本当に極小ロットばかりだったんです

それが、100着もついた商品とか50着60着も

まだまだ、極小ロットもありますが縫っていて売れている実感はあります

数を追わない

始めから数を追っていない様に感じてる

ファッションいずみでお手伝いしている全てのブランドが

僕ら縫製工場は1型あたりのロット数を追い求めていました(笑)

100着より300着・500着

同じ服をバンバン作っていた方が儲かるから

だから、生産設備も大量生産用に適したミシンとかを高い銭を出して導入して

そして償却するために数を追ってしまう

だって、小ロットだとその設備を活かせないから

ボクんちにもサージングにエッジコンもあったけど、処分しました

だって、ロックミシンも使わない仕様の服が多くなったし

場所が狭いから処分したら広くなって快適になった。

先日は古くなったオーバーロックミシンを縁あって欲しい方に譲りました

そうだ、コンプレッサーが邪魔で仕方がないんだけど欲しい方にお譲りします(取りに来れる方限定)

数を追ってた頃は楽しくなかったような気がする

どこの工場も数多い美味しい仕事が欲しいから競争になって

力関係で請ける工場が決まる

そう、その頃から小ロットが得意だったから今がある(笑)

働く人つまり縫製スタッフはまるでロボットのようにミシンを扱うのが大工場だった時代だから

それに比べるといいような気もする

  幾度となく大縫製工場へ見学に行きました

平成の初めの頃です、ブラックフォーマルで有名なアパレル産地の下請けしてた時

いくつも大規模な縫製工場がありました

工場会なども参加しました。(ボクは一番の下っ端)

福島県にあった優良工場の表彰を受けた工場に見学に行きました

縫い上がった洋服はきれいでした

でも、社屋が古かった印象を今でもそれだけは覚えています(今は廃業しています)

もう一社は千葉県旭市のソーイングアサヒ産地も見学に行きました。(今でも営業されています)

こちらも従業員100名以上いる大工場です

社屋が非常にきれいでした

生産体制もライン生産から小ロットにも対応できるように工夫されていました

普通に100枚以下の小ロットも受注していましたから

あたりまえだけど、CAD/CAMも完備ですスポンジングマシーンもあり、完璧な工場です

それでも、小ロット対応です(本当は嫌なのかも知れないけど)

縫製工場は製造業なので

いわゆる工賃仕事ですから、如何に無駄を省いて生産性を上げるかが至上命題

それを突き詰めても、働く人は苦しくなるばかり

そんなことを言うと、「何甘い事言ってるんだよ!」

なんて言っちゃう人が多い業界

洋服を作る作業は複数工程に分かれます

かなり複雑です(うちで扱っている洋服は)

そうすると、組み立てるのに考えなければなりません

考える=時間が掛かる=×ダメ的な思考はダメーだと思う

縫製スタッフが考えないで作業できるように単純工と呼ばれる、ひとつ二つの作業だけを続けさせる

だからロットが必要になる

そこから改善しないと楽しくないでしょ

働く人が楽しくないハズ

一年生から考える習慣を付ければ、直ぐにできるようになるハズ(時間は掛かるけど)

複数工程あるので少人数の班で生産すると複数の工程を担当してもらわなくては

高い能力の技術者だけに負担が掛かってしまう

それだと、若い人が育たないしベテランさんのモチベーションも上がらないハズ

若い人の伸び代ってスゴインデスヨ!!

マジでマジで

若い人が成長しているのを間近で感じているから仕事が楽しくなってきたのだと思う

今日は、以上です

また明日もガンバリマス