デュルコップアドラーのハトメ穴かがりミシンを導入しました
2016-01-24
目次
お疲れ様です、ファッションいずみのミズイデです。
今日は暖かくて暖房要らずのさいたま市桜区は春の陽気でした
昨日はお昼から夜まで「商売繁盛セミナー」でガッツリ勉強してきました
もう既に半端無いくらいにお仕事をたくさんいただいているのに
キャパオーバー必至!?
スタッフ募集しようかな
昨日の商売繁盛セミナーはアパレル業界関係者限定で120人も集まった模様
そのほとんどがお洋服屋さんらしいです
縫製工場の経営者はボクと近藤さんくらいだったのかな?
そうそう、去年デザビレで開かれた南さんのセミナーも縫製工場経営者で出席したのはボクくらいだった模様?
完全アウェイだったけれど、アパレル関係者なので異業種の人よりは話の接点があるから会話しやすかった
そう思った
名刺交換して、「さいたま市で縫製工場経営してます!」って言っても
「え?!縫製工場?」そんな感じのリアクションが多かったです
それでも、縫製工場に興味を持ってもらおうと色々とアピールしてきましたよ
言わなかったら分かってもらえませんから
キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!待ってましたその質問
以前は東京ソ○ールのカラーフォーマルばっかり縫ってましたが干されて
プレタポルテを縫えるようにレベルアップしてからは高級婦人服を専門に縫ってきました
中でも布帛で小ロット(100枚以下)を専門にお引受してます
そう、5年くらい前まではボクも縫製工場の経営者の端くれ大小有名アパレルメーカーさんの仕事が大好きでした
それは、やっぱり安心だったから
3Aインターのブランド「AD※RE」縫ったこともありましたが、ある時に日本では作らない方針になってしまって
また干されまして
その後また懲りずにワー△ドの[DRESS※ERIOR]の立ち上がりの時お手伝いしたことがありましたが
最初は小ロットで縫うところが無かったようなのと、良いブランドに育てて行きたいと言う方針で
加工賃もそれなりにもらってた記憶が
しかし、評判が良くなって数も多くなってきたらパッタリ来なくなったんです
まあ、もらい仕事だったから仕方ないかって諦めていたら
その後、知り合いの仕上げプレス屋さんでそのブランドの商品をたまたま見かけて
膝から崩れ落ちてしまったんです
それは、それはボクの目から見た主観ですが
せっかく良い服を縫って育ったブランドだったのにーーーーーっ、この商品で納めるのか???て思ったんです
_| ̄|○(笑)
僕らは、黙って不良品を出さない様にしかも安く縫ってればいいんだよって言われていたのと同じで
もう少し人間扱いして欲しかったかな
今になって、日本製が欲しいってどの口が言ってるんだろうね。
だから、今はインディーズブランドのお客様ばかりを縫わせていただいています
デザイナーさんとアシスタント2人だけの小さなブランドが多いです
一番大きいブランド様でも10人以下のマンションメーカーさん
だから、僕らのことをちゃんと人間として接してくれるから最高にうれしいんです
ちゃんと話を聞いてくれるから
話を聞いてくれるから、僕らもできる限り協力させてもらいたいと思うようになったんです
ある時、サンプル製作の段階でブラウスの裾始末がメローロックの仕事があったんですけど
一般的なメローロックと言えば2mmから3mmの細いのが主流でしたが
デザイナーはその普通のメローロックが普通過ぎて嫌だってなって5㎜の太いメローロックにしたいと変更になったんです
普通だと新しくないからですよね、変更したらかなりのオーダー数つきましたよ
ボクんちではそんな太いメローロック加工をしたことがありませんでしたが
直ぐにミシン屋さんに相談して太いメローロックが出来る様にセットしてもらいました。
聞くところによると、細いメローロックしかできないってメンドクサガッテやりたがらない工場が多いんでそうです
しかも、小さいアパレルメーカー産地の仕事だから尚更らしいです
でも、メンドクサガラズニ太いメローロックが出来るように対処したら工場でデキル加工の幅が広がってボクは良かったと思ってる
新規のお客様もたまには気が乗ればお引受します
「山内」産地のメンズシャツ縫いました
デザイナーの山内様が弊社まで来られてサンプルを一目見た時「マジきれい!」って思いました
普通は企画サンプルの縫製はそれほど出来が良くない場合が多いので
本生産の時意外とそれ以上に仕上げるのは楽勝なんですが
山内産地はマジでサンプルがきれいだったので気合が入りました
何がきれいって、コバステッチが際際に入れてあってしかも針目がチョー細かい
3㎝の間に24針ですよ!
1㎝の間に8針だから1mmくらいしかないんですよ
これまで細かいのはやったことが無かったけれど挑戦しました
そして、全部で50着を無事に今日完納しました
ファッションいずみは、あまり他所がやりたがらない仕事をできるように努力する縫製工場です
あと、[B to C]的な取り組みが大好きです
アパレルメーカーさんでも小さい会社さん同士だと[B to C]のようなお付き合いができるので好きです
デザイナーさんと縫製工場が協力していいモノを作ろうとすれば多分洋服も売れるのではないでしょうか?
そんな工場があったんだって言われることが何故だかとてもうれしい
では、オヤスミナサイ
これから晩飯・・・
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