「サカイ」って誰だ!?

縫製工場はミシンがあっても糸が無いと縫えません

縫製工場はミシンがあっても糸が無いと縫えません、糸棚には約400色在庫してます。

おはようございます

今日から2月ですね、縫製工場は既に春夏アイテムの本生産で大忙しです

そして、早くも秋冬物の展示会も始まります

だから、展示会サンプルも飛び込んできて忙しさに拍車が掛かり過ぎです。

今月もやります!

さて、今日のブログです

「サカイ」って誰だ!?

サカイ」って洋服のブランドがスゴク売れているらしい

どれくらい売れているのか?!

全然知らなかった、自分ちで縫っているブランドしか興味ないからそんなブランドあるんだって最近知った程

それは、先日の「商売繁盛セミナー」でOTSの社長さんと話をした時

OTSとは、アパレル物流倉庫の会社でうちが縫った洋服をOTSさんへ納品しているブランドがあったので色々とお話を聞いてみたら

「サカイ」がスゴク売れていますね、倍々で伸びていて今や100億売れてるそうです

そのうち輸出が50%って言ってました。

サカヨリ産地もタロウ産地も海外で売ってる

メイドインジャパンがウケているのは喜ばしいことですね。

100億売るアパレルメーカー

100億って相当すごいらしい

どんだけスゴイかって、先日偶然とある業界通の社長から教えてもらった

それは、飛行機乗るのにファーストクラスなんてもんじゃない

小型ジェット機をチャーター楽勝にできちゃうくらいらしい

ちなみにあのユニクロは1兆円超えているってどんだけぇーーー

ポスト「サカイ」は誰だ?

それで気になって「サカイ」ってググってみたら

こんな記事がトップに出てきた

ポスト「サカイ」?タロウ・マメ・アカネが「イセタンサローネ」で好調

おお!!うちで縫ってるタロウさんの名前が挙がってる

そんな位置づけなの?そうなんだ、売れているんだ

以下、引用してみた

実力派3ブランドの中でも「タロウ ホリウチ」は新宿店よりも売れていると言い、「デザイナー堀内太郎の高い生活感度を反映したデザインが、六本木の客層とマッチしているようだ」と分析する。秋冬にはコラボレーションや別注、イベントを通してスポットを当てていくという。

 

なるほどって思ったのは、高い生活感度

以前、タロウ産地のスタッフにデザイナー堀内太郎氏のことを聞かせてもらったことがあった

それは、まあ金銭感覚が僕ら一般庶民とは全然違うんです

そのスタッフが太郎さんにサンドウィッチを買って来てって頼まれて

どこそこの(コンビニではない)お店の高いやつを指定されて

それを買って渡すも一口食べただけで「もう要らない」ですよ・・・だって

僕だったらゼッタイに残さない、不味くっても食べきるのに

普通じゃないってここから違うんだって思った・・・

そんな普通じゃなく高い生活感度から生まれるデザインされた洋服だから支持されるのでしょう

只今、絶賛縫製中です

たまたま偶然に見た洋服が

うちに洋服のお直しで来るお客さんが

うちで縫った出荷前の既製服をたまたま目にすることがあります

うちで仕上げプレスしてラックに掛けて浪速運送さん待ちで廊下に待機しているから

タロウホリウチ産地の服のターゲット年齢層は30代くらいだと思われますが

うちに来るお客様の年齢層はかなり高めで60代の女性が多い

その人たちが、「この洋服いいわねぇ~♪」って繁々と興味津々

ボクには普通のブラウスに見えたシンプルなブラウス

ちょっとプリントの画柄が変わっててノースリーブブラウスで大きめのペプラムがカワイイって思ったみたい

女性の感性にぴったりハマるデザインだったのでしょう

いくつになっても女性はお洒落したいんだなって思った出来事でしたね

縫製工場も感性が大事だと思う

ボクんちには色々なデザイナーズブランド産地から依頼が来ます

それぞれ個性的でオモシロイ洋服を縫っています

パリッと仕上げた方がきまる服だったり

柔らかくふんわり感がぴったりの洋服もある

デザイナーさんがこうしたいって思うことを聞いたり

縫製職人がこの方法はどうですか?って提案できたり

仕事していると新しい発見とかもあります

教えてもらうことがたくさんあります

新しい感性の洋服を作っているから

まあ、今縫っているイセタンサローネ別注ワンピースも苦戦してます

なかなかきれいに仕上がらなくって

それでも、苦労してきれいに縫い上がった時は気分爽快です

簡単な仕事なんて無いです

だから毎日がオモシロイ

さあ、今月もガンバリマス

では、また明日。

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日記