縫製工場を見学したことありますか?
2016-06-24
目次
こんにちは、ミズイデ@fashionizumiです。
6月は全然ダメでした、ブログ書いてませんね。
久しぶりにカラッと晴れたから気持ちいい月曜日にブログ書きます。
先日、6月25日新しいボタンホールミシン(シャツ穴用、ネムリ穴ともいう)を買いました。
JUKI-LBH1790A-S新品、値段は80万円します。
前使ってたボタンホールミシンは昭和に大活躍した旧型ミシンで、糸切れするわ設定するのにネジを合わせ直したりとカッタルイんです。
新しいミシンは、糸切れしませんしそれよりなにより、設定が楽チン。
なんとパネルで設定できて一回設定したのを記憶してくれるから2回目はもっと楽、ちょっ速っす!
30年も経てばそれはそれは便利になってました。
いつも当社にお仕事を依頼してくれるPHABLICxKAZUI産地が絶好調だからです。
今シーズンの秋冬アイテムのシャツが好評で型違いではありますけど全部合わせてなんと400着のオーダーをいただけました。
あーんなに小さかったのにこーんなに大きくなって!、まるで子供の成長が早いのと似ているそんな感じです。
1着あたりだいたい10個とか13個のボタンホールが開くので400着あると気が遠くなっちゃうなーって思っていたところに、渡りに船でした。
取引銀行さんから県の制度融資使いましょう。なんて言ってくれるもんだから、二つ返事で「はい!」でした。
直ぐにミシン屋さんに電話して「直ぐに一番早い便でお願いします!」が、先日の土曜日だったんです。
ずっとカラーフォーマルドレスを縫ってたからシャツは専門外だったんです。
シャツ、メンズシャツ、カジュアルなシャツです。
縫えなくはないけれど、昔は畑違いだった。
シャツはシャツ屋、ドレスはドレス屋。
単刀直入に言います、シャツの加工賃が安かったから縫いませんでした。
普通に2,980円とかで売ってるのですから、僕らの出る幕無いですよ。
PHABLICxKAZUIのシャツはメンズシャツなんですけど、レディースブラウスのような柔らかい仕立てになってます。
ユニセックスシャツって感じ。
そして、細かいところまで拘った作りになってます。
使っている生地はそれほど高くない。それを如何に22,000円に見せるかが僕らの腕の見せ所。
2,980とか3,980のシャツ作るのは僕らの仕事じゃない。そんなことをデザイナーさんが言ってくれたのでうれしかったな。
そんな想いで5年くらい作ってきたら、年々それを分かってくれる人が増えてきたってことも有り難かった。
夫婦二人で頑張ってるブランドです。
多くの縫製工場は、そんな小さいブランド服を縫いたくないと思っていたのだと思います。
それが、400着です。何度も言いますが400です。
しかし、40着10型です。それでも立派だと思う。
今日はとりあえずセレクトショップ別注企画シャツ20着終わりました。
4色x5着=20着です。多分、完売するんじゃないでしょうか。楽しみだなー!
納品するのがこんなにも楽しいなんて最高ーーーーーです!。
言わばPHABLICxKAZUI産地に買ってもらったようなボタンホールミシンだな。
もう一つ、利点があります。それは誰でも扱えるやさしいミシンです。
6月ももう終わりますが後半戦もこの勢いでガンバリマス。
では、また。
やっぱこの歌は何度聞いても飽きませんねー♪
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