人によろこんでもらおう楽しんでもらおう
2017-03-13
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2015年3月14日に撮った、さいたま市桜区神田の身形神社に咲く河津桜
3月14日火曜日、雨のさいたま市です。火曜日は缶とペットボトルの収集日でゴミ出し担当のミズイデ(@fashionizumi)です。
おはようございます。
最近、繁忙期だからでしょうか?
新規の問合せが増えています。でも4月まではキャパがいっぱいです。
そんな時期に問い合わせが来るたびに思うことは、新規なのに3月も半ばで4月末納期って今からじゃ間に合わないですよねー。
自分が親になってみてやっと親父の大変さが分かりました。
会社勤め人じゃないから子供と一緒にいる時間はそれなりに取れていたように思うけど、
一人っ子なので甘やかしてしまったと、自分の父親が厳しかったのでついつい…
まあ、ちゃんと仕事して頑張ってくれて立派に育ってくれたと感謝です。
そんなことを思いつつ、仕事では親方に随分と迷惑をかけたこと忘れた日はありません。
僕らの縫製の仕事って、計り知れない苦労と言うか理解してもらえない大変さとかあるんですね。
一番言われて衝撃的だった言葉は、
「できねぇじゃないか!できねぇのに安いだの何だのって言えねぇじゃないか!」
心に響きました。
少しはできるつもりでいたところが、マッタクできていなかった時に言われたので。
できていない=まるで駄目。
分かりやすく言うと、脇線と袖下線が一直線なはずなのに若干ずれている。
1mmでも合っていないと目立つんです。
スカートなどの脇で本来真っ直ぐなはずなのに裾線が真っ直ぐになっていない、よくカモメになってるなんて表現します。
そんな細かいことなんです。
例えばダーツの縫い止まりが左右で一緒なはずなのに、微妙に長さが違うとか。
本当に細かいところです。
ミシンで縫っていると色々とズレが生じます、縫いズレって言います。
ただ未熟なだけです。
早く踏んでいるからなんて言い訳にもなりません。
縫いがズレテイルノダカラ。
仕事の流れをお話ししますね。
通常1着先上げを縫って検品してもらってOK出たら量産を縫います。
なので、先上げは遅くても量産に入る1週間前には縫ってOKをもらっておく必要があります。
じゃないと、OKが出るまで仕事が無い状態に陥るからです。
先上げがOK出ていないのに進めて後で直しが出たら後戻りしなきゃならなくなるので、それは避けたいです。
縫製工場の協力工場と言う名の孫請け、親が下請けでその下請け=孫請け。もっと下もあるとか、曾孫請け玄孫請けとかね。
親の辛い所は、比較的難易度の低い仕事を孫請けに協力工場に出して親は難しい仕事をやるから大変。
しかも、孫請け工場ときたら簡単なアイテムでもキタナイ仕上りしかできないと言う有り様。(苦笑)
もっと厄介なのは、そんなキタナイ仕上りだと孫請けのせいで自分ちの評判がダダ下がりになってしまうこと。
そして、孫請けは直接アパレルメーカーとやり取りしていないので鬼の検品のレベルを肌で感じることができない訳で、
そんな面倒臭いことだったら普通はやりたくないのにお付き合いしていただきありがとうございました。感謝の言葉しかありません。
そんな教育を受けてきたので今お仕事をいただけていると思っています。
新規のお客様からは必ずと言っていいほど「品質は大丈夫ですよね」って言われます。
今までさんざん痛い目に会ってきた口調です。
大丈夫って言ってたのに、いざ先上げを見ると _| ̄|○・・・
これだったら海外縫製工場の方がきれいだねって言われるレベルだったとか、
もう、それは自分がダメ出しを喰らっていた時と重なってしまいました。
たぶん、小さい大きいに関わらず自分のアパレルブランドをやっている人は良い洋服を見てきれいキタナイを知っていると思うんです。(全部ではない)
洋服が好きでブランドを立ち上げている訳だから。
でも、縫製工場はそこまで意識が高くないのだと思います。
それは、できるのにやらないのか、それとも本当にできないのか知らないかです。
ボクは上のレベルの高さを知らずにその差を教えてもらって助かりました。
それは一般婦人服の作り方の基礎だったんですね。
だから、海外でも優秀な指導者がいれば普通にきれいな商品が出来上がってきます。
そこでは勝負にならない。
ただ、人間だから難しい仕事や細かい仕事はやりたくないって思うはず。
そこなら何とかいけそうかも。
しかし、本当の意味できれいに縫える工場って少ないのかなと感じます。
工場と付き合うことの難しさって相当なことなんだとお察し致します。(苦笑)
卒業シーズンっすね♪
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