縫製工場は本当のパートナーとなり得るのか

こんばんは、フォロワーが600人超えてツイッターにハマっているミズイデ(@fashionizumi)です。

実は今日、とても残念な出来事がありました。

詳しくは書きませんが、ボクのブログに対して削除要請がありました。

残念だったのは、ボクの真意が伝わらず悪い方に取られていました。

今一度読み直してみましたが、よく分かりませんでしたが削除しました。

さて、気を取り直して今日も書こう!No.423

  縫製工場は本当のパートナーとなり得るのか

今の時代、企業に対するコンプライアンス遵守に対する目が厳しくなってますよね。

縫製業界のお話しすると、不当に労働者を使っている工場に仕事を出しているアパレルメーカーは社会的信用を無くすということです。

例えば、子供を働かせているとか、最低賃金の半分以下で働かせているとか、残業代を支払わないとか。

そんな突っ込んだ話はできませんが、人としてやってはマズイことをしてはいけないってことだと思います。

でも、作る工場には安く作ってもらいたいハズ。

工場がいくら手間が掛かるからって言っても原価には上限があって、工場が提示した工賃そのままだととてつもない上代になってしまったりすると、

よく聞く、そんな名の知れていないブランドのバカ高い洋服なんて誰が買うんだって話です。

で、縫製工場はやっぱりなんといってもある程度のロット数は欲しい訳です。

ボクは、最低でも30枚程度は欲しいと思っています。

でも、実際には20枚でも10枚でも縫っています。

10枚で量産って、それだとうちでもかなりキツイです。

何故なら、量産効果がマッタク無いから。

作る側だって、パターン代や展示会費用、サンプル作成費用とか掛けてもそれしか受注つかなかったら儲けなんて無いんじゃないんだろうか?って・・・

工場もメリットない、メーカーにもメリットがないのだからボツにした方がいいとボクは思います。

仮に一桁の極小ロットでサンプル代と同等額を出してもいいからって言われるのなら考えますが、それでも躊躇してしまいます。

うちは量産型縫製工場です。

おっと、それじゃ普通過ぎますね、普通じゃないことしなくては、現在模索中です。

ユニクロが縫製工場リスト公開

ユニクロが工場リストを公開~先手を取られっぱなしの既存アパレル

いつもボクはこのブログを読んでは本当にこうなってくれたらどんなにうれしいことだろうと。

想像するだけで素晴らしいことだとボクは思います。

国内の繊維の製造加工業者が自立化を望みながら、情報発信に及び腰な姿勢は、長年に渡る大手アパレル各社の「生産工場を秘匿する」という慣習が招いた側面がある。

長年に渡るそういうあまり意味のない慣習が、情報発信・情報開示することに消極的な製造加工業者を多数作りだしてしまった。

これが製造加工業者の自立化が成功しない一つの理由にもつながっている。

これまでにも増して追い込まれてしまった既存アパレル各社は、どのように対応するのだろうか。
奮起して活動を一変させることを期待したいが、正直、今の業界人では目に見えた対応はできないだろうと見ている。
既存アパレル各社は緩やかに座して死を待つのみということになるのではないか。

この記事が出たのが3月1日。

今日はもう6月21日夏至、3ヶ月以上経ってるね。

いつの日か縫製工場リストに名を連ねられることを心待ちにして今日は終わります。

あー腹減った。

今朝はまさかの、70.3→70.5微増でした。

明日は乞うご期待。

素晴しい日々に乾杯♪

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洋服が好き
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縫製工場の掟