そこに落とし穴があるのを知ってて、どうして教えてくれないの?

パターンチェック

こんにちは、ミズイデ(@fashionizumi)です。

今日のさいたま市は、晴れのち時々ゲリラ豪雨です。今は晴れてるけど油断できません。

さて、今日のブログは。はいこちらになります。

そこに落とし穴があるのを知っているのに、どうして教えてくれないんですか!

縫製職人を育てています。

みんな縫えるようになりますよ。

ボクは教え方が二通りあると思っています。

ひとつは、手取り足取り教える方法。

こうしてあーして、「終わりました」

あ、じゃこれやって「それも終わりました」

簡単で難易度の低い工程を延々やらせる、常套手段でボクも初めはこの方法でした。

それだと、ほぼマンツーマンなので結局自分でやったほうが早いってことになってしまいます。

なので、ある時期から違う方法に変えた。

それは、教えない作戦。

できるだけ教えないようにしました。

もちろん最初は指示して工程の縫い方も教えますが、手短にします。

とりあえず1枚を、教えた通りに縫ってもらいます。

それを検品します。

すると、十中八九ダメです。(笑)

やり方を教えてその後に注意箇所などを指示しても、そんなには覚え切れません。

言って、その通りにできたら苦労しないです。

どうせ間違えるんだから、その先の落とし穴は教えないで落ちてもらいます。

案の定落ちます。

落ちて痛い思いしたら、次は落ちないように気をつけるようになっていきます。

失敗して覚える。

この方が覚えるのが早いです。

要は自分で考えることが大事だと思います。

やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ by山本五十六

それでも、できるようになるまでには時間が掛かります。

どれだけリフティング練習したかで、1回もできなかったのが10回できるようになり100回・200回・・1,000回となる。

でも、単調です。リフティングずっとしているのが、できない時は嫌になってきます。

うちの息子が練習しているの見ていたから分かります。

300回くらいできたらそこで満足してしまうのか、1,000回目指すのか人それぞれ。

しかし、サッカー選手は普通に10,000回くらい楽勝でそれプラス足が速くなくちゃレギュラーは取れませんよね。

縫製職人もまあ、似ているような似てないような。

サッカーが好きだからリフティング練習する。

野球が好きだからキャッチボールする。

卓球が好きだからフォア打ちできるように練習する。

縫製の仕事が好きだからミシンとアイロンの練習をします。

本当にみんな一生懸命です。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず

最初のやり方だと、信頼してませんでした。

感謝も足りなかった。

よって、あまり実りませんでした。

今は、比較的早く覚えていると思う。

まだまだではありますが、これからもどんどん落ちて痛い目にあってもらおうと思います。

誰だって最初からできる人はいないのですから。

失敗してもいいんです。

ボクなんか社長になってから何度落ちたことか。

どうして助けてくれないんですか!?って誰も助けてくれないよね。

失敗して学ぶことばかりです。

続けていればいつかは成功するはずです。

どんなことでも同じです。

あきらめないでガンバリマス。

では、また。

やっぱりこれ!

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