縫製業の仲間の新たな再スタートを祝して
2016-11-14
目次
こんにちは、ミズイデ(@fashionizumi)です。
人間は自分のことが見えません。鏡で見れば見えるけれど、普段行動している時には目の前にいるのは他人ばかりです。
自分では、こう行動していると思っていても人様からはそうは思われていないことが良くあります。
例えば自分では声を張っているつもりでも全然聞こえなかったり、自分で自分の声が聞こえるのは当たり前。
人に声が聞こえないで伝わっていなかったら声が小さいってことです。
あとは、卓球でこう打っているつもりでも実際はフォームがバラバラでキタナイフォームになっているのに気が付かないとか(ビデオ撮ってみている人が大勢いるよ)
卓球の話は意外と仕事にも良い気付きをくれるので助かってます。
出来ない原因が分から無いと直しようがないこととかあります、指摘されて直してます。
でも出来ていないのに少し上達するとスゴク上達した気になって、とんだ勘違い野郎になったことが良くあります。(笑)
そうなっちゃうと救いようがありませんね。やっぱりどんな時でも謙虚になることがとても大切なんだなぁ。
一流選手が「ボクは全然まだまだダメです。」そんな姿勢はカッコよく思います。
縫製職人も常に新しいことにチャレンジの連続です。新素材・難素材、難解なパターンを読んで組み立てるそんな対応力が毎日のように求められてます。
満足してしまったらそこで止まってしまうので、自分だけじゃなくスタッフがそんな姿勢で学んでくれたら伸び代ハンパ無い!
だから、ボクが学んで覚えてきたことを若い人たちに伝えて行きます。
失敗をしながら覚えてきた道を、そのまんまの道を通ってね(笑)
他にはこんなことも日常茶飯事的に起こります。
仕事を手伝ってもらいたくてやり方を支持して伝えただけで確認しない時起こります。
人と自分では趣味趣向も考え方も違うのに、言葉で伝えただけで伝わったと思い込む事が良くありました。
で、伝わっていなくて間違ったやり方でやっていて・・・
「ナンデ分からないのーーー!」「違うっ!こうじゃないじゃん!」「分からなかったら分からないって言ってよ!」
そんな展開になってしまってました。昔も今も偶に起こります。
だから、やって見せやらせて見せて、必ず確認をする。それしか防止策は無いです。
結局は伝え方が悪かったのに確認作業を疎かにした指示したボクの責任。
言い訳して人のせいにしてすいませんでした。m(__)m
僕らは洋服を作っているので縫製的観点からの意見です。
この洋服を作ります、縫製仕様書をコピーしてアイテムを説明します。色とサイズ展開に生産枚数、それと納期等を全員で共有します。
縫えない人にもパターン上で、前身頃後ろ見頃後ヨーク袖カフスと台衿+衿でこれを組み立てて行くので、こうなってあーなってここがコウデ、それからこことここを縫って最後にこれを縫って出来上がり。
そんな風にパターンのチェックから覚えてもらうと洋服を作るイメージが持ててボクはとても大事なことだと思っています。
そしてパターンチェックの意味は縫う時に必要な合印を追加していくこと。
それって、マニュアルなんかなくて縫う時にここに合印があった方が作業効率良くなるでしょ!
そんなことを思い描きながら合印を入れています。
例えば、袖のパターンの袖山の合印は袖を身頃に縫いつける時に必要です。必須です、無いと袖を付けられません。
袖山と袖下それと山から下までの間に前後2ヶ所ずつは入れています。
その時に袖の前なのか後なのか分かりやすくするために後ろの袖底の合印だけ1㎝の間隔で2箇所入れています。
これは、ボクがそう21才の時からやってます。
大概、前も後も1箇所しか入っていないので。
1箇所しかなくて前後の見分けがつき難いと袖付け、特に袖裏付ける(縫う)時に間違いやすいからそれの防止対策です。
この方法をCADの共通ルールにしてもらえると有り難いです。(手直ししなくて済むから)
縫製工場は洋服を作っていることは同じでも各社三者三様でやり方方法論が様々です。
でも人が作っているのは共通。
人って厄介、感情があるから。
仕事も卓球もモチベーションが大事。
仕事の質を上げるにはモチベーションを上げよう!
何のカンの言ったってモチベーション。
そうか!ボクの仕事はモチベーションを上げることなんだって、最近気が付きました。
だから、先ずは楽しく仕事することを最重要課題として取り組んでいきます。
それには自分が楽しまないと始まらない。
楽しいことしたいっす。
道
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