どうして縫製職人になろうと思ったのか

TARO HORIUCHI 2014

TARO HORIUCHI 2014

おはようございます

さいたま市桜区は雨なんです

そして、少し肌寒いです

鍋の季節到来かな

さて、今日もブログ書きます

今日は

どうして縫製職人になろうと思ったのか

先ずはボクのことを書きます

縫製職人なんて仕事があるってことを知らない人が多いと思います

ボクの場合は、父親が縫製職人だったから

身近に縫製の仕事がありました

でも、父ちゃん母ちゃんでやってたから継ぐって気はなかったかな

高校3年生になると進路相談会がありました

学力的に難ありだったので進学という選択肢はありませんでした

どうせ働くのだったら手に職をつけようと思い、身近な縫製職人を目指したわけです

そんなボクの考えを聞いた父親が友達の知り合いの縫製工場の社長が会ってくれるということになり

それで夏休みに西新宿5丁目にあった縫製工場へ面接を兼ねた会社訪問して

その場で就職が決まりました。

卒業式が終わり、クラスの仲間が打ち上げをやると言う誘いを振り切ってそのまま上京

次の日から修業が始まりました。

そして、現在に至る

縫製職人になろうと思う人

他にも数多くの縫製職人がいます

その人たちはどうして縫製職人になろうと思ったのか聞いてみたくなります

特に男子に

松ノ木親方もボクと似たような感じでこの道を選んだって聞きました

就職した縫製工場がコテコテのプレタの工場だったからこそ今があるんだとも

相当苦労したらしいです

若い時には苦労しないとね

そんな親方の松ノ木縫製には不思議と人が集まります

ある若い男子が「働かせて下さい」って言ってきて

親方は「ヤダよ。」って言ったけど、しつこかったからしょうがなく入れたんだって話を聞かせてくれたことがあった

ちょうど、ボクが松ノ木産地に通ってた頃で特殊ミシンを夜使っていない時間を見計らって借りに行ってた時

その男子は、時間外でも休みの日でも出勤して一生懸命働いてたのを思い出します。

当然仕事なんてできなかったからです

そんな姿を見て、今でもこうやって縫製職人になりたい人がいるんだってうれしくなったもんです

仕事ができないのだから給料だってもらえるだけ有り難いって思って働く

デキナイのだからやるしかない

そうやって覚えさせてもらいました

仕事がデキる様になったら給料も上げてもらえる

それがアタリマエでしょ

仕事もデキナイのにカネカネ言ったり、待遇が悪いって言うのはなんか違うと思う

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縫製職人