
洋服作りでアイロン作業が重要な理由。
2020-02-03
目次
こんばんは、今月は毎日ブログを書きたいと思っていたのに3連休してしまったミズイデ(@fashionizumi)です。今日はしっかり書こうと思います。No.868
毎朝会社へ来る道を変えてましたが、今朝は思い出したように。
おはようございます。今朝はいつもと違う家を出て右周りで会社までくる途中に去年まであった大きな家がなくなってて更地に、そこの水たまりが凍ってて子供が割ってた。僕も無性に割りたくなりました。そんな気持ちで今日も楽しく参りたいと思います。
一週間早いなー!素敵な金曜日を。 #脱ルーティン pic.twitter.com/AvJSEzq35j— 水出俊哉2月9日川口市長杯卓球大会に向けて鬼練習中の縫製屋社長 (@fashionizumi) February 7, 2020
縫製工場って昔と全然変わってないなー。そう気がついてよかった、3年くらい前だったけどね。縫製工場は加工賃仕事で工賃が安い安いって不満言ってて安酒飲んで死んでいくのかなーそんなの嫌だなーって思った。でも縫製を依頼したいアパレルメーカーにしたら安く作りたいはず。だから人件費の安い地域を探して地球の果てまで。仕事を頼まれるには相手に喜こんでもらうことをしなかったらダメですもんね。早い安い上手いってまるで吉野家だね。縫製工場の違いってあまりよく分からない。そこが問題だと思った。
縫製工場の仲間たちの集まりへ行くと、まー縫製工場の思考の枠以外の話はあんまり聞かなかった。景気はどう?ぼちぼちですねー。お決まりの会話、突っ込んだ話とかした記憶が無い。
加工賃とロット数の話が多かった。で、僕らは加工賃が良くて生産ロット数が多いアパレルメーカーの仕事がしたくてそんなメーカーに工場が集まっていた。安くて少なくて品質だけうるさいメーカーはやりたくないので。
バブルの頃はプレタブームがあって、プレタの商品を作れば売れたのでメーカーはプレタポルテを作りたいわけでそれを作れる工場を探してた。でも今みたいにネットが無かったから人脈がモノを言った時代だったのでメーカーの生産部長は取引工場に知り合いの工場を紹介してもらってつながっていった。
でも、中にはプレタを縫う実力も無い工場もいてそれでも通用していたのでボクも生き延びてこられました笑。
若かったボクは出る杭はアレなんで地味に自由にやらせてもらってた気がする。他の工場のいいところを真似してました。言ってみればうちなんて小さかったし特徴なんて無かった。
大きく変わったのは松ノ木縫製産地の協力工場となってちゃんとした洋服の作り方を教えてもらってから。2002年くらいでしたから、もう海外生産が主流になりつつあった頃です。
Windows95が爆発的にヒットしてからインターネットも普及し始めました。ボクもパソコン買いました。当時はアナログ回線を使っていたので恐ろしく遅かったー。写真が見れるまですごい時間が掛かってたから、動画も見られるなんて考えられなかった。今じゃ普通になったけど。
インターネットを使って先ずは自分の会社のホームページを作りました。素人感満載のヤツね。それから掲示板とかチャットにヤフーメッセンジャーとかやり始めてミクシーもやったなー。その後はAPC-NET(日本アパレルパタ-ンメーカーズ・クラブ)も楽しかった。そして使っていてネットは便利だと思いました。
2010年くらいからFacebook,Twitterが登場してそれももう10年。使ってますか?
そんなことをしていたら、遠くにいる人と交流ができるのを体験してすごいと感じてずっとやってる。今まで縫製関係の方々としか交流できなかったのが生地屋さんとかデザイナーさん、パタンナーさん、辛口ブログを書く人、短いパンツをはいてる社長さんとか藤村先生など多くの人と交流できるようになり様々な考え方を聞けるので本当に便利だ。
で何が言いたいかというと、縫製工場を知ってもらうだけの時代はとうに過ぎてどんな思いで仕事をしているのかとか社長はどんな人なのかとかもっともっと知ってもらったほうが良いと改めて思っています。発信して信頼してもらい仕事を頼まれるを体験した。もっと発信して関係性を深めていこう、そうすればもっと仕事が楽しくなるはずだから。
今日は以上です。
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