縫製工場は女性の力で成り立っている
2016-01-14
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2016年から「あさが来た」にハマっているミズイデです。正月に暇だったからテレビつけたら総集編やっていたのを見てからです。NHKは良い番組作るよね、「あまちゃん」も良かったけどこれもいい。そうだ、今年の大河ドラマ「真田丸」も楽しみにしている。安心してください、ちゃんと受信料払ってますよ。とにかく明るいファッションいずみです。
知らなかった人、せっかくだから覚えてください2016年来てます今日の朝facebook見てたら、衝撃的な投稿がぁーーーーーーー2016S/Sコレクションのモデルにあの大橋トリオさんが起用されてた。え、大橋トリオって誰?って人いますか?それは、ちょっとヤバいですこれも覚えていた方が良いと思います、歌手でいい歌唄いますよ。
PHABLICxKAZUIはファブリック バイ カズイって読むんだそうですウェブでもかなり評判がいいらしい。fashionsnapとHOUYHNHNM(フイナム)で見られるしオフィシャルサイトhttp://phablickazui.jp/でメンズ服のブランドです。
2011年デビューだそうで、翌年だったかな営業担当だった人が電話掛けてきてうちに来て「縫っていただけませんか?」って言うので「いいですよ」で始まった。
デザイナーの瀧澤君がかなり洋服作りにこだわりを持っていてどうせ作るんだったらちゃんとした服を作ってくれる縫製工場にお願いしたい、そう思っていたけれどどこにそんな縫製工場があるのか皆目見当もつかないで知り合いのツテをを使って何処ぞで縫っていたらしいけれど・・・正直あまり縫いたくない服でしたねデザインももちろん変わっていたんだけど、オーダー数がヒトケタでしたから(笑)でも、「加工賃出してくれるんなら縫いますよって」言ったら「大丈夫です、それより縫ってくれるのが有難いです。」そう言われちゃうと意気に感じました。
単刀直入にそう聞きました。当時生地屋さんが自社の撥水加工生地を使ったシャレオツなレインケープをOEM生産していてそのレインケープをファッションいずみで縫っていてその生地屋さんの生地を買っていたのがPHABLICxKAZUI。そうです、その生地屋さんで繋がったんです。
その中でも、PHABLICxKAZUIデザイナーの瀧澤君のセンスはもちろん洋服作りの姿勢が好き対等な付き合いがデキル人柄だと思っている。
僕ら縫製工場の歴史は下請けの歴史だ散々下に見られて生きてきた。中にはとんだ勘違いな人もいた大手アパレルのMDとかやっていた人が独立して自分でブランドを始めて以前はバックに大手アパレルがあるから言いたい放題でも通用したんでしょう。だが、いざ独立してもその癖が抜けない抜ける訳がない。そのニオイくさ過ぎ!
はたまた、完璧主義者の方もちょっと厄介だ生地代が結構掛かります、拘った高い生地使っててデキルだけロスを少なくしたいのも理解できるけれども、パターン同士が重なるくらいきっちきちに詰めなくちゃ裁断できないのは勘弁。数が少ないのに1枚ずつ裁断しなきゃならなくなる=サンプルと変わらないそれでもって、ハギレヲ全部返却してって・・・(ゴミが減っていいけど)どんだけ縫製工場を信用していないの?ってボクは思った信頼関係が築けないのでサヨナラしました。
人を信頼できない人は大きくは成らない、だって全部自分ができるんだもん自分で縫えば良いじゃん。
ボクを信頼してくれる人となら仕事がしたい瀧澤君は信頼してくれているとボクは思っています。しかし、全部のアイテムをうちで縫っている訳じゃない縫っているのはシャツとツナギだけメンズのカジュアルジャケットはそれが得意な工場さんを探してきてそこに依頼しているしデニムも専門工場が良いしボトムもうちじゃない方が良いよって言った、うちでも縫えるけれど高くなっちゃうから引受けていません。
PHABLICxKAZUIもそんな形態で運営しています展示会などは二人の小さいお子様も手伝っておられましたよ。年に二度くらいはさいたま市のファッションいずみまで律儀に来てくれて話を聞かせてくれるんですブランドコンセプトとか今年はこういきますとか、大風呂敷は広げないですね。洋服を置いてくれているお店も色々らしい一生懸命売ってくれているお店と、そうじゃないお店そうじゃないお店に限って売掛金が溜まるって言ってた。
西麻布の2DKのアパートで所狭しとガッチャガチャしていたアトリエだった家庭用ミシンで本当に若手クリエーターの巣窟感満載の部屋でした。
そこから、東京都町田市に移転してから徐々にアパレルブランドぽくなってきたなぁって思うと感慨も一入(笑)デザイナーの瀧澤君はアパレル以外のデザインも請け負ったりしているらしいしウェブ制作も得意なんだそうで自分のサイトは自分でデキちゃう才能はうらやましいデザイナーさんには得意分野を頑張ってもらって縫製職人は洋服作りでガンバルそんな対等な協業でお互いに成長して行きたいと願っています。
それは、どのブランド産地とも同じ想いでお取引させてもらっています。それにしても今回の大橋トリオさんをモデルに起用できたってのは全て瀧澤君の人柄の良さだとボクは思っている。今日も読んでいただきありがとうございました。良い週末をー!
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