映画「パッドマン」を観て相手を思う大切さを忘れてたことに気付かされた件
2019-01-31
目次
今日は川口市長杯年代別50代にエントリー。オープン試合なので強者が揃ってて惨敗す合宿の成果を出しきれませんでした。チキショウ! 終わってから1人会社でブログを書いてるミズイデ(@fashionizumi)です。No.713
今日は川口市長杯年代別50代にエントリー。オープンなので強者が揃ってて惨敗す合宿の成果を出しきれませんでした。チキショウ!
終わってから1人会社なう。
28年前もらったミシンと唯一月賦で買ったロックミシンでアパートの部屋からスタートした日を記念して自撮り。
これから先またがんばります。 pic.twitter.com/fDjd5T0Him— 水出俊哉(としちゃん)縫製屋社長 (@fashionizumi) February 3, 2019
はい、今日はボクがファッションいずみを立ち上げた記念日。
1991年2月3日、それまで住んでいた中野坂上の6畳一間のアパートから浦和市(今はさいたま市)の3DKの新築コーポに引っ越してきた日です。
その日は快晴だったけど風が強かったことくらいしか覚えてません。荷物が少なかったからそれほど大変じゃなかった。
ちなみに18歳で初めて1人暮らし始めた部屋が西新宿5丁目にあった3畳一間風呂なし共同台所・トイレ。
次に成子坂下の4畳半風呂なし台所付き。5年くらい銭湯に通ったなー。
それから中野坂上の6畳一間風呂付トイレ別もちろん台所付きに越した時はやっと風呂付でうれしかった。ボロかったけどね。
そして、26歳の時1990年12月末でお世話になった西新宿5丁目にあった縫製工場を退職して比較的家賃が安い埼玉県でファッションいずみを創業しました。
なんで勤めていた縫製工場を辞めて独立したんだろう、しかも縫製の仕事で。自分でもよく始められたと思う。
縫製工場で8年くらいしか働いてません、しかもたいした技術も持ってなかったし仕事の受注先の当てもなかった。
でもやってみたかったんだと思う、今考えるとただ単純にやってみたかったそれだけで始めたんだ思う。
今の奥さんと同棲から始めて1992年の4月に結婚。それから2人で毎日コツコツがんばりました。
有難かったのは勤めていた社長に仕事の受注先を紹介してもらったこと。そのおかげで1994年7月18日に念願の中古一戸建てを無理してでも購入することができました。社長には今でも感謝しています。
その年の11月には長男が生まれてもっともっとがんばるぞー!って元気だった頃。
子供が4歳になり3DKの2部屋が仕事場だったので狭くて近くを探していたら今の場所の10坪の部屋が空いてたので借りてもう20年。ながーーー。
何年か経って隣の部屋が空いたのでそこも借り、大家さんが使っていた事務所も貸してもらって現在に至ります。
今の場所に来てから設備投資もしましたし、人も雇うようになって会社が少しずつ大きくなってきた。
でも、僕自身が小さい人間だったからダメだった。
本当に何もかも上手く行かなかった。そう思ってます。仕事が上手く行かないから家庭も上手く行くはずがなかったしそれでも一緒にずっと着いて来てくれた奥さんに感謝しかありません。本当にありがとう。
小さいながらも工場の体を作り上げた気になり人も雇いいい気になっていました。
2000年ごろから洋服の海外生産が顕著になってきたように覚えてます。2004年には今までのメーンだった取引先から仕事が来なくなったからさー困りました。
結構夜中までとか朝も早くからがんばってたと思います。でも、海外の人件費に比べたら日本は高いからね。
独立した頃は高い服が売れていたけどそれから10年後にはユニクロとかが台頭してきて安い服が出回り始めて一気にデフレに。
それでも親方に助けられてナントカ2008年まで生き延びてきた時にリーマンショックがーーー。
その時はもうダメかとマジで思いましたが、あれから10年雑草魂でがんばりました。
でもね生き延びたけど暗かったー。性格とか表情とか気持ちとか暗かったー。
会社で笑ったこと覚えてません。それくらい暗かったー。もう世の中を恨んでました笑。
2008年以降、もう人が信じられなかった。工賃の踏み倒しにもあったりいろいろありました。
仕事を請けているのに自分のことしか考えていなかったの。もうねそんな奴に仕事を頼みたくないよねって奴でした苦笑。
でも、奥さんに諭されてそんな自分を戒めて初心を思い出したりラジバンダリ。いろんな気持ちが錯綜して頃エクスマの藤村先生を知ったのが2015年。
一気に目の前が明るくなったなー。マジでマジで。
その時のブログはこちら。
https://fashion-izumi.jp/archives/655
エクスマセミナーに初めて行ったのが2016年1月27日渋谷でラクーン(SDファクトリーなどの会社)さん主催で開かれた藤村先生と短パン社長の2人によるアパレル関係者限定のセミナーでした。
ボクは長いことさいたま商工会議所の会員ですが、毎月セミナーのお誘いがあっても行く気にはならなかった。1,000円くらいなのに。
でも、このセミナーは18,000円でしたが今でも行って良かった、そう思えるくらい人生を変えてくれました。
藤村先生はいつでも逸脱しよう!他と同じだから違いが分からなくて選ばれない。と言ってます。
確かにこのセミナーは逸脱してたな、ビジネスセミナーなのに笑いが溢れてました。
ボクは縫製工場がいつまでもサービス残業が常態化しているのは誰が決めているの?自分でした苦笑。気がつくのおそー。
仕事もトイレに行く時間さえ惜しんで働くまるで奴隷のようにね。もうねそんな働き方楽しくないです。
だからこれからは楽しく働けるようにがんばります。
そして僕らの縫製の仕事で喜んでくれる人の為にがんばります。
創業28年目に思ったのは概ねそんなことでした。
鬼は外、福は内。
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